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新型コロナウイルス関連肺炎最新情報(最終更新2020年2月12日)

(2月12日更新)

中国の湖北省武漢市を中心に感染が広がっている新型コロナウイルス関連肺炎。厚生労働省の報道発表(厚生労働省ホームページ)を基に、ここまでの経緯と最新情報をまとめた。ネパール語訳も掲載しているので、在日ネパール人の方や関係者にご活用いただきたい。

1月6日発表内容

2019年12月12-29日にかけて、病原体が不明の肺炎について59人の発症が確認された。そのうち7例は重症だったが、死亡例は確認されていない。感染経路は不明で、ヒトからヒトへの感染の明らかな証拠はない。発生場所としては、海鮮市場と関連した症例が多いことが分かっていた。

1月7日発表内容

1月1日に海鮮市場を閉鎖した後は、新たな同様の患者は発生していないという。また、香港、シンガポール、台湾で武漢市から渡航した者の発熱の報告があるものの、それらは病原体が他にあることが判明しており、この時点ではこの肺炎との因果関係が明らかになったものはい。

1月10日発表内容

原因病原体が新種のコロナウイルスである可能性が高まる。しかし、感染経路、患者の発生状況等についての新たな情報はない。中国武漢市において入院中の肺炎患者の検体から、遺伝子配列解析により新型コロナウイルスが同定されている。

1月14日発表内容

中国当局によって暫定的に新型コロナウイルスが本疾患の原因と判断されている。1例の死亡例が報告された。タイから報告された感染者については、詳細不明。中国で原因不明と報告された59例のうち、1月12日現在では、新型コロナウイルスによる肺炎と暫定的に診断されている患者は41例である。患者の症状は、発熱、全身倦怠感、乾いた咳であり、入院患者では呼吸困難も多いとのこと。ただし、入院時のバイタルサインは比較的安定している。

1月13日のタイ政府からの発表によると、1月8日にタイに入国した中国人旅行者から新型コロナウイルスが確認された。患者の容体は回復している。

1月16日発表

1月14日には神奈川県でも感染が確認された。この男性は帰国3日前から発熱があり、武漢市から帰国後同日中に医療機関を受診したという。すでに症状が軽快し、15日にはすでに退院している。現時点では、本疾患は、家族間などの限定的なヒトからヒトへの感染の可能性が否定できない事例が報告されているものの、持続的なヒトからヒトへの感染の明らかな証拠はない。

1月20日発表

新型コロナウイルスの感染者について、日本国内では1名の感染者が報告されているほか、積極的疫学調査により、41名の健康観察対象者を特定している。とはいえ、これまでで新たな感染者は確認されていない。37名は健康状態に問題なく、3名は出国済みであり、残り1名と連絡をとっているところであるとのこと。

武漢市衛生健康委員会からの発表によると、1月20日現在、新型コロナウイルス関連の肺炎と暫定的に診断されている患者は198例で、そのうち25例はすでに退院・治癒済みであり、44例が重症(うち9名が特に重症)とのことである。死亡例が3例ある。

WHOによると、中国の深圳市や北京市においても新型コロナウイルス関連の肺炎感染者が、それぞれ1名と2名確認されており、中国で武漢市以外から感染者の発生が確認された初のケースとなった。いずれも武漢市への渡航例があるとされている。

タイ政府の発表によると、1月17日現在、新型コロナウイルス関連の肺炎と暫定的に診断されている感染者は2例であり、感染者の容体は回復している。この感染者はいずれも武漢市に渡航歴があるとされている。

韓国でも、1名の感染者が確認された。この患者もやはり武漢市への渡航歴があるという。

1月22日発表

国内では、積極的疫学調査により、18名の健康観察調査を行っているが、新たな感染者は確認されていない。

国外では、中国で感染者は440名、死亡者は9名に達したほか、新たにアメリカにおいて1名の感染者がいることが報告された。

1月23日発表

中国での感染者数が571名、死亡者数は17名に達した他、タイでも合計4名の感染者数となった。

1月24日発表

WHOの緊急委員会は、1月24日日本時間未明、中国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎の発生状況が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC: Public Health Emergency of International Concern)」には該当しないと発表した。

日本国内で2例目の感染者が報告された。

また、ベトナムとシンガポールでも、それぞれ感染者2名と1名が報告された。

日本国内では、1例目の感染者はすでに軽快しており、この感染者の健康観察対象者15名全員について感染者は確認されていないため、健康観察は本日で終了予定。2例目の感染者については、行動歴について調査が進められている。現時点で濃厚接触者2名を特定して健康観察を実施しているが、感染者は確認されていないとのこと。

中国国内では、ヒトからヒトへの感染が認められているが、国内ではヒトからヒトへの持続的な感染は認められていない。

1月25日発表

国内3例目の感染者が報告される。

1月26日発表

国内4例目の感染者が報告される。

1月27日発表

1月24日12:00現在把握されている国外の感染例及び死亡例は以下のとおり。

・中国:感染者2,744名、死亡者80名

・タイ:感染者8名、死亡者0名

・韓国:感染者4名、死亡者0名

・台湾:感染者4名、死亡者0名

・米国:感染者5名、死亡者0名

・ベトナム:感染者2名、死亡者0名

・シンガポール:感染者4名、死亡者0名

・フランス:感染者3名、死亡者0名

・オーストラリア:感染者4名、死亡者0名

・マレーシア:感染者4名、死亡者0名

・ネパール:感染者1名、死亡者0名

・カナダ:感染者1名、死亡者0名

1月28日発表

1月28日12:00現在、国外の感染者数及び死亡者数の状況は以下のとおり。

  • 中国:感染者4,515名、死亡者106名。
  • タイ:感染者8名、死亡者0名。
  • 韓国:感染者4名、死亡者0名。
  • 台湾:感染者5名、死亡者0名。
  • 米国:感染者5名、死亡者0名。
  • ベトナム:感染者2名、死亡者0名。
  • シンガポール:感染者5名、死亡者0名。
  • フランス:感染者3名、死亡者0名。
  • オーストラリア:感染者5名、死亡者0名。
  • マレーシア:感染者4名、死亡者0名。
  • ネパール:感染者1名、死亡者0名。
  • カナダ:感染者1名、死亡者0名。
  • カンボジア:感染者1名、死亡者0名。
  • スリランカ:感染者1名、死亡者0名。
  • ドイツ:感染者1名、死亡者0名。

国内3例目と4例目の感染者の症状は現在落ち着いている。現時点でそれぞれ、3名と2名の濃厚接触者が特定されており、健康観察が行われている。

国内5例目、6例目及び7例目の感染者について報告があった。

5例目の患者は武漢市在住の渡航者で、26日に愛知県の医療機関を受診した。現在入院中。

6例目の患者は奈良県在住の60代男性。1月8-11日と1月12-16日までの2回、武漢市からのツアー客を運転手としてバスに乗せていた。

7例目の患者は武漢市在住の40代女性。27日から北海道内の病院に入院しており、容体は安定している。

厚生労働省は、 今般の新型コロナウイルス関連肺炎の発生について、電話相談窓口を1月28日(火)18時より設置した。

  • 電話番号:03-3595-2285
  • 受付時間:9:00~21:00

また、政令が公布され、感染が疑われる人に対する入院措置やそれに伴う医療費の公的負担検疫における診察・検査等の実施が可能となった。

1月29日発表

1月29日現在、国外の感染者数及び死亡者数の状況は以下のとおり。

  • 中国:感染者5,974名、死亡者132名。
  • タイ:感染者14名、死亡者0名。
  • 韓国:感染者4名、死亡者0名。
  • 台湾:感染者8名、死亡者0名。
  • 米国:感染者5名、死亡者0名。
  • ベトナム:感染者2名、死亡者0名。
  • シンガポール:感染者7名、死亡者0名。
  • フランス:感染者4名、死亡者0名。
  • オーストラリア:感染者5名、死亡者0名。
  • マレーシア:感染者7名、死亡者0名。
  • ネパール:感染者1名、死亡者0名。
  • カナダ:感染者3名、死亡者0名。
  • カンボジア:感染者1名、死亡者0名。
  • スリランカ:感染者1名、死亡者0名。
  • ドイツ:感染者4名、死亡者0名。

日本国内における6例目の患者に関しても、3人目の濃厚接触者が特定されて健康観察が行われている。7例目の患者に関しても、2名の濃厚接触者が特定されて健康観察が行われている。

また、国内8例目の感染者が確認された。大阪府在住の40代女性であり、この方は6例目のバス運転手と同じバスにツアーガイドとして乗務していた。大阪府内の病院に入院している。

政府チャーター便にて武漢市から帰還した邦人の状況

8時40分頃、チャーター便が武漢市から到着し、206名が帰国した。機内検疫により医師による問診・診察の結果、4人は発熱等の症状が認められた。この4人については、機内で周囲への感染防止措置がとられ、日本到着後に医療機関へ搬送された。また、1人は降機後に吐き気の症状が認められたため、医療機関へ搬送された。

残りの201名中199人は再度医師による問診、診察、検査が行われ、191人は特段の症状なしと改めて確認された。これらの人たちには少なくとも2週間は外出を控えるよう要請されている。

他の8名に発熱、咳、鼻汁、頭痛等の症状が認められたため、頭痛の1名を除いた7人が入院予定である。

1月30日発表

国外の状況

1月30日12:00現在、国外の感染者数と死亡者数は以下のとおり。

・中国:感染者7,711名、死亡者170名。
・タイ:感染者14名、死亡者0名。
・韓国:感染者4名、死亡者0名。
・台湾:感染者8名、死亡者0名。
・米国:感染者5名、死亡者0名。
・ベトナム:感染者2名、死亡者0名。
・シンガポール:感染者10名、死亡者0名。
・フランス:感染者5名、死亡者0名。
・オーストラリア:感染者7名、死亡者0名。
・マレーシア:感染者7名、死亡者0名。
・ネパール:感染者1名、死亡者0名。
・カナダ:感染者3名、死亡者0名。
・カンボジア:感染者1名、死亡者0名。
・スリランカ:感染者1名、死亡者0名。
・ドイツ:感染者4名、死亡者0名。
・アラブ首長国連邦:感染者4名、死亡者0名。
・フィンランド:感染者1名、死亡者0名。

国内の状況

武漢市へのチャーター便で29日に帰国した中の医療機関へ搬送された5人について、新型コロナウイルスにかかる検査をしたところ、1月29日22時時点で5人全員が陰性との報告された。

1月30日8時頃、3症例の報告があった。1月29日にチャーター便により帰国した邦人で、1人は患者、2人は無症状病原体保有者(症状はないが、検査で陽性だったもの)である。

国内10例目として三重県在住の50代男性、11例目として中国湖南省長沙市在住のツアーコンダクターの30代女性、 12例目として京都府在住の20代女性の報告がなされた。

政府チャーター便にて武漢市から帰還した邦人の状況

この日午前8時57分頃に羽田空港に到着したチャーター便にて武漢市から帰国した邦人210人については機内検疫の意志による問診・診察の結果、13人に咳、発熱等の症状が認められたため、機内で周囲への感染防止措置がとられ、日本到着後に医療機関へ搬送された。その他の197人に対して再度医師による問診・診察・検査が行われ、さらに13人に症状が認められた。この13人は入院となる予定であり、残りの184人は宿泊施設で定期的に健康状態をフォローアップされることとなっている。

厚生労働省は、国内でもヒトからヒトへの感染が認められたものの、現時点では広く流行が認められている状況ではないため、過剰に心配することなく基本的な感染症対策に努めてほしい、としている。

1月31日発表

国外の状況

世界保健機関(WHO)の緊急委員会は、1月31日未明(日本時間)、中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎の発生状況が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC: Public Health Emergency of International Concern)」に該当すると発表した。

1月31日12:00現在、国外の感染者数と死亡者数は以下のとおり。

・中国:感染者9,692名、死亡者212名。
・タイ:感染者14名、死亡者0名。
・韓国:感染者7名、死亡者0名。
・台湾:感染者9名、死亡者0名。
・米国:感染者6名、死亡者0名。
・ベトナム:感染者5名、死亡者0名。
・シンガポール:感染者13名、死亡者0名。
・フランス:感染者6名、死亡者0名。
・オーストラリア:感染者9名、死亡者0名。
・マレーシア:感染者8名、死亡者0名。
・ネパール:感染者1名、死亡者0名。
・カナダ:感染者3名、死亡者0名。
・カンボジア:感染者1名、死亡者0名。
・スリランカ:感染者1名、死亡者0名。
・ドイツ:感染者4名、死亡者0名。
・アラブ首長国連邦:感染者4名、死亡者0名。
・フィンランド:感染者1名、死亡者0名。
・イタリア:感染者2名、死亡者0名
・インド:感染者1名、死亡者0名
・フィリピン:感染者1名、死亡者0名

国内の状況

13例目の感染者が報告された。20代女性のバスガイドで、新型コロナウイルス感染症が確定したバス運転手と同じツアーに参加していた。

政府チャーター便にて武漢市から帰還した邦人の状況

30日に到着したグループの中の197人のうち2人が無症状病原体保有者であることが報告された。30代男性と50代男性である。

31日10時40分頃、チャーター便で武漢市から到着した邦人150人については、機内検疫の医師による問診・診察の結果、10人に咳、発熱等の症状がみらたため、機内で周囲への感染防止措置がとられ、日本到着後に医療機関へ搬送された。それ以外の140人に対して再度医師による問診、診察、検査が行われ、15人に症状が認められた。この15人は入院となる予定である。残りの125人には症状が認められず、引き続き宿泊施設で健康状態がフォローアップされることとなっている。

2月1日発表

31日にチャーター機にて到着した邦人のうちで、2名の感染者が見つかった。一人は咳と発熱の症状があり、一人は無症状病原体保有者である。また、29日にチャーター便で帰国して医療機関に入院した12人のうち1人について新型コロナウイルス感染が認められた。これらはそれぞれ、国内の患者14例目、無症状病原体保有者5例目、患者15例目にあたる。

2月3日発表

国外の状況

2月3日12:00現在、海外の国外の感染者数と死亡者数は以下のとおり。

・中国:感染者17,205名、死亡者361名。
・タイ:感染者19名、死亡者0名。
・韓国:感染者15名、死亡者0名。
・台湾:感染者10名、死亡者0名。
・米国:感染者11名、死亡者0名。
・ベトナム:感染者7名、死亡者0名。
・シンガポール:感染者18名、死亡者0名。
・フランス:感染者6名、死亡者0名。
・オーストラリア:感染者12名、死亡者0名。
・マレーシア:感染者8名、死亡者0名。
・ネパール:感染者1名、死亡者0名。
・カナダ:感染者4名、死亡者0名。
・カンボジア:感染者1名、死亡者0名。
・スリランカ:感染者1名、死亡者0名。
・ドイツ:感染者10名、死亡者0名。
・アラブ首長国連邦:感染者5名、死亡者0名。
・フィンランド:感染者1名、死亡者0名。
・イタリア:感染者2名、死亡者0名
・インド:感染者2名、死亡者0名
・フィリピン:感染者2名、死亡者1名
・英国:感染者2名、死亡者0名
・ロシア:感染者2名、死亡者0名
・スウェーデン:感染者1名、死亡者0名
・スペイン:感染者1名、死亡者0名

国内の状況

当初無症状病原体保有者であった40代男性が2月1日に発症し、国内16例目の患者となった。

2月4日発表

国外の状況

2月4日9:00現在、日本国外で新型コロナウイルス関連の肺炎と診断されている症例及び死亡例の数は以下のとおり。

・中国:感染者名20,438名、死亡者425名。

・タイ:感染者19名、死亡者0名。

・韓国:感染者15名、死亡者0名。

・台湾:感染者10名、死亡者0名。

・米国:感染者11名、死亡者0名。

・ベトナム:感染者8名、死亡者0名。

・シンガポール:感染者18名、死亡者0名。

・フランス:感染者6名、死亡者0名。

・オーストラリア:感染者12名、死亡者0名。

・マレーシア:感染者8名、死亡者0名。

・ネパール:感染者1名、死亡者0名。

・カナダ:感染者4名、死亡者0名。

・カンボジア:感染者1名、死亡者0名。

・スリランカ:感染者1名、死亡者0名。

・ドイツ:感染者12名、死亡者0名。

・アラブ首長国連邦:感染者5名、死亡者0名。

・フィンランド:感染者1名、死亡者0名。

・イタリア:感染者2名、死亡者0名

・インド:感染者3名、死亡者0名

・フィリピン:感染者2名、死亡者1名

・英国:感染者2名、死亡者0名

・ロシア:感染者2名、死亡者0名

・スウェーデン:感染者1名、死亡者0名

・スペイン:感染者1名、死亡者0名

国内の状況

国内17例目、18例目及び19例目の感染者が確認された。17例目は武漢市在住の30代女性で、千葉県内の病院に入院中である。18例目は千葉県在住の50代女性で、30日に武漢市からのチャーター便で帰国したうちの一人。到着時は無症状だったという。19番目は中国湖北省在住の50代男性旅行者ですでに帰国している。国内4例目の患者と同じバスツアーに参加していたという。

本日より、厚生労働省は以下の対応を呼びかけている。

湖北省から帰国・入国される方あるいはこれらの方と接触された方におかれましては、咳や発熱等の症状がある場合には、マスクを着用するなどし、事前に保健所へ連絡したうえで、受診していただきますよう、御協力をお願いします。また、医療機関の受診にあっては、湖北省の滞在歴があることまたは湖北省に滞在歴がある方と接触したことを事前に申し出てください。

2月5日発表

国外の状況

2月5日9:00現在、日本国外で新型コロナウイルス関連の肺炎と診断されている症例及び死亡例の数は以下のとおり。

国・地域 感染者数 死亡者数
中国 24,324名 490名
香港 17名 1名
マカオ 10名 0名
台湾 11名 0名
タイ 25名 0名
韓国 16名 0名
米国 11名 0名
ベトナム 10名 0名
シンガポール 24名 0名
フランス 6名 0名
オーストラリア 13名 0名
マレーシア 10名 0名
ネパール 1名 0名
カナダ 4名 0名
カンボジア 1名 0名
スリランカ 1名 0名
ドイツ 12名 0名
アラブ首長国連邦 5名 0名
フィンランド 1名 0名
イタリア 2名 0名
インド 3名 0名
フィリピン 2名 1名
英国 2名 0名
ロシア 2名 0名
スウェーデン 1名 0名
スペイン 1名 0名
ベルギー 1名 0名

横浜港に寄港したクルーズ船内で確認された新型コロナウイルス感染症について

 2月3日に横浜港に到着しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」については、海上において検疫を実施中であり、これまで新型コロナウイルスに関する検査結果が判明した31名のうち、10人については、新型コロナウイルス検査の陽性が確認されたため、神奈川県内の医療機関へ搬送されている。同クルーズ船に対する検疫が継続中であり、現在、有症者を中心に新型コロナウイルス検査が実施されている。 

国内の状況

国内20例目と21例目の感染者が確認された。20例目は武漢市在住の40代男性で、千葉県内の病院に入院中である。21例目は、京都府在住の20代男性で、勤務先で毎日中国からの多数の観光客を接客しているという。

2月6日発表

国内の状況

  厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症について、2月3日付の通知において、新型コロナウイルス感染症患者の退院退院までの日数に当たっては10日間としていたところ、本日、無症状病原体保有者の入院期間については10日間から12.5日間に変更した。
(※0.5日は12時間として換算) 

新型コロナウイルスに係る厚生労働省電話相談(コールセンター)がフリーダイヤルに

 今般の新型コロナウイルス関連肺炎の発生について、厚生労働省の電話相談窓口が設置されていたが、2月7日(金)9時よりフリーダイヤルとなる。それに伴って電話番号も以下のとおり変更となる。
2月7日(金)9時以降の新しい相談窓口)
○厚生労働省の電話相談窓口 電話番号 0120-565653(フリーダイヤル)
○受付時間 9:00から 21:00(変更無し)

なお、変更前の電話番号(03-3595-2285)については、2月6日(木)21:00以降は使用が中止される。 

政府チャーター便にて武漢市から帰還した邦人の状況

2月6日9:00現在、日本国外で新型コロナウイルス関連の肺炎と診断されている症例及び死亡例の数は以下のとおり。

国・地域 感染者数 死亡者数
中国 28,018名 563名
香港 21名 1名
マカオ 10名 0名
台湾 11名 0名
タイ 25名 0名
韓国 19名 0名
米国 12名 0名
ベトナム 10名 0名
シンガポール 28名 0名
フランス 6名 0名
オーストラリア 14名 0名
マレーシア 12名 0名
ネパール 1名 0名
カナダ 5名 0名
カンボジア 1名 0名
スリランカ 1名 0名
ドイツ 12名 0名
アラブ首長国連邦 5名 0名
フィンランド 1名 0名
イタリア 2名 0名
インド 3名 0名
フィリピン 3名 1名
英国 2名 0名
ロシア 2名 0名
スウェーデン 1名 0名
スペイン 1名 0名
ベルギー 1名 0名

チャーター便による帰国者以外の感染者16名のうち、12名が現在も入院中であり、退院済みなのは4名である。また、チャーター便によって帰国した感染者4名は全員が現在も入院中である。

クルーズ船での発生状況について
2月3日より横浜・大黒ふ頭沖で検疫を実施しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」内の乗客について、新たに71人のうち10人について新型コロナウイルス検査の陽性が確認された。感染者は本日、神奈川県内の医療機関へ搬送されることとなった。これで、陽性が確認されたのは、2月5日と合わせて102人中20人となった。引き続き検査を進めている。

2月7日発表

国外の状況

2月7日9:00現在、日本国外で新型コロナウイルス関連の肺炎と診断されている症例及び死亡例の数は以下のとおり。

国・地域 感染者数 死亡者数
中国 31,161名 636名
香港 24名 1名
マカオ 10名 0名
台湾 16名 0名
タイ 25名 0名
韓国 23名 0名
米国 12名 0名
ベトナム 10名 0名
シンガポール 28名 0名
フランス 6名 0名
オーストラリア 15名 0名
マレーシア 14名 0名
ネパール 1名 0名
カナダ 5名 0名
カンボジア 1名 0名
スリランカ 1名 0名
ドイツ 13名 0名
アラブ首長国連邦 5名 0名
フィンランド 1名 0名
イタリア 2名 0名
インド 3名 0名
フィリピン 3名 1名
英国 3名 0名
ロシア 2名 0名
スウェーデン 1名 0名
スペイン 1名 0名
ベルギー 1名 0名

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」での状況

  2月3日に横浜港に到着したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」において、新たに新型コロナウイルスに関する検査結果が判明した171名のうち41名について、新型コロナウイルスの陽性が確認された。これで、陽性が確認されたのは、合わせて273名中61名となった。感染者は、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県の感染症病棟を有する医療機関に搬送されることになっている。 
 

国内の状況

新型コロナウイルスに関連したチャーター便に係る帰還邦人等の状況について

 本日、10時18分頃に羽田空港に到着した、武漢市からのチャーター便により帰国した邦人等198人(日本118人、中国78人、台湾2人)については、機内検疫の医師による問診・診察の結果、4人(日本2人、中国2人)に咳、発熱等の症状が認められた。症状の認められた方々は、機内で周囲への感染防止措置がとられ、日本到着後に医療機関へ搬送されている。医療機関へ搬送された4人以外の194人に対して、再度医師による問診、診察、検査が行われ、症状無しと改めて確認された 186名については、宿泊施設で定期的に健康状態をフォローアップされることになっている。精査で症状が認められるなど、8名(日本7名、中国1名)については、入院となった。

国内の状況

2月7日12:00現在、確認されている国内の発生状況は以下のとおり。
チャーター便及びクルーズ船の事例を除く新たな国内感染者は報告されていない。

チャーター便帰国者のうち患者数は6名となった。その他、3名の無症状病原体保有者が確認されている。

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2月8日発表

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」での状況

 新たに新型コロナウイルスに関する検査結果が判明した6名のうち、3名について新型コロナウイルスの陽性が確認された。既に医療機関に搬送され入院している。陽性が確認されたのは、合わせて279名中64名となった。

2月9日発表

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」での状況

新たに新型コロナウイルスに関する検査結果が判明した57名のうち、6名について新型コロナウイルスの陽性が確認された。本日、感染症病棟を有する医療機関に搬送される予定である。陽性が確認されたのは、延べ336名の検査中70名となった。

2月10日発表

国外の状況

2月10日9:00現在、日本国外で新型コロナウイルス関連の肺炎と診断されている症例及び死亡例の数は以下のとおり。

国・地域 感染者数 死亡者数
中国 40,171名 908名
香港 36名 1名
マカオ 10名 0名
台湾 18名 0名
タイ 32名 0名
韓国 27名 0名
米国 12名 0名
ベトナム 14名 0名
シンガポール 43名 0名
フランス 11名 0名
オーストラリア 15名 0名
マレーシア 17名 0名
ネパール 1名 0名
カナダ 7名 0名
カンボジア 1名 0名
スリランカ 1名 0名
ドイツ 14名 0名
アラブ首長国連邦 7名 0名
フィンランド 1名 0名
イタリア 3名 0名
インド 3名 0名
フィリピン 3名 1名
英国 4名 0名
ロシア 2名 0名
スウェーデン 1名 0名
スペイン 2名 0名
ベルギー 1名 0名

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」での状況

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」について、新型コロナウイルスの陽性が確認されたのは、延べ439名中135名となり、感染症病棟を有する医療機関に搬送される予定である。

国内の状況

2月10日12:00現在、確認されている国内の発生状況は以下のとおり。

国内感染者のうち入院中7名、退院9名。
チャーター便による帰国者のうち感染者10名は全員入院中。

※ホームページ上では、「2月7日に武漢市からのチャーター第4便により帰国した邦人等198名について、国立感染症研究所等において新型コロナウイルスに係る検査を実施したところ、日本人の方1名が陽性との報告があり、2月8日にプレスリリースを行いました。」とあるが、実際には掲載されているのはクルーズ船のもののみである。

厚生労働省は本日より、追加で以下の対応を呼びかけている

【多くの方が集まるイベントや行事等の参加・開催について】

  •  多くの方が集まるイベントや行事等に参加する場合も、一人一人が咳エチケットや頻繁な手洗いなどの実施を心がける
  • イベントや行事等を主催する側も、会場の入り口にアルコール消毒液を設置するなど、可能な範囲での対応を検討する

2月11日発表

国内24例目と25例目の感染者が確認された。24例目は埼玉県在住の40代男性で、第2チャーター便にて帰国していた。25例目は武漢市在住の50代邦人男性で、第1チャーター便で帰国していた。

厚生労働省は、以下の対応を呼びかけている

・咳エチケットや手洗い、マスクの着用等、通常の感染対策を行う

・武漢市から帰国・入国する人は、咳や発熱等の症状がある場合には検疫所で必ず申し出る

・国内で症状が現れた場合には、マスクを着用するなどし、予め医療機関に連絡の上速やかに受診する

・受診にあたっては、武漢市への滞在歴があることを申告する

以上、厚生労働省ホームページ( https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/houdou_list_202001.html )を基に編集しました。

ネパールでも感染者が確認される

在ネパール日本大使館がネパール居住の邦人を対象に配信したメールによれば、1月24日、ネパールでも感染者が報告された。武漢市から帰国した方男性であり、入院後回復して17日に退院している。感染経路は明らかになっていない。

用語解説

(参考)コロナウイルスとは
人や動物の間で広く感染症を引き起こすウイルスです。人に感染症を引き起こすものはこれまで6種類が知られていますが、深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがあるSARS-CoV(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)とMERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)以外は、感染しても通常の風邪などの重度でない症状にとどまります。詳細は、国立感染症研究所の情報ページをご参照ください。
○国立感染症研究所 人に感染するコロナウイルス
https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-2020-01-10-06-50-40/9303-coronavirus.html

出典:厚生労働省ホームページ( https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09079.html

(参考)
1 PHEICとは、WHOが定める国際保健規則(IHR)における次のような事態をいう。
(1) 疾病の国際的拡大により、他国に公衆の保健上の危険をもたらすと認められる事態
(2) 緊急に国際的対策の調整が必要な事態

2 過去にPHEICが出された事例は以下のとおり。
・2009年4月 豚インフルエンザA(H1N1)(新型インフルエンザ)
・2014年5月 野生型ポリオウイルスの国際的な拡大
・2014年8月 エボラ出血熱の西アフリカでの感染拡大
・2016年2月 ジカ熱の国際的拡大
・2019年7月 コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況

出典:厚生労働省ホームページ( https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09053.html

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