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新型コロナの水際対策ほぼ撤廃へ 11日から-日本 

日本政府は、11日から新型コロナウイルス対策として実施てきた水際対策を大幅に緩和する。ワクチンの3回接種が完了していることの証明書か72時間以内の陰性証明書のどちらかの提出が求められること以外、ほぼ撤廃されることとなった。

11日午前0時以降に日本に到着する人は、どの国・地域からの入国・帰国であっても、感染が疑われる症状がある場合を除き、入国時の検査を受ける必要がなくなる。また、入国後の待機期間や待機期間中のフォローアップも撤廃され、公共交通機関も自由に利用できるようになる。

1日あたりの入国者数上限も撤廃される。また、外国人に対する査証免除措置が再開されると共に、日本国内の受け入れ責任者による入国者健康確認システム(ERFS)における申請も求められなくなる。

日本政府は、現在国際線の乗り入れを受け入れていない空港や開港に関しても、受け入れ準備が整い次第、順次受け入れを再開するとしている。

有効と認められるワクチン一覧

日本政府は、有効と認められるワクチン接種証明書を次のように定義している。

日本国内で発行されたもの

日本で発行された証明書のうち、下記のいずれかに該当するものであって、ワクチンを3回以
上接種したことが分かるもの
(1)日本政府又は日本の地方公共団体により発行された、新型コロナウイルス感染症予防接種
証明書(海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書)
(2)日本の地方公共団体により発行された、新型コロナウイルスワクチン予防接種済証
(3)日本の医療機関等により発行された、新型コロナワクチン接種記録

海外で発行されたもの

外国で発行された証明書については、(1)~(3)のすべてを満たすもの
(1)下記の事項が日本語又は英語で記載されていること。

  • 氏名
  • 生年月日
  • ワクチン名又はメーカー
  • ワクチン接種日
  • ワクチン接種回数※1

※1 接種証明書が日本語又は英語以外で記載されている場合、接種証明書の翻訳(日本語又は英語)が添付され、接種証明書の記載内容が判別できれば有効とみなされる。

(2)世界保健機関(WHO)の新型コロナワクチン緊急使用リストに記載されたいずれかのワクチ
ンを3回接種したことが分かること。※2 ただし、ジェコビデン(JCOVDEN)筋注/ヤンセン(Janssen)及びコンビディシア(CONVIDECIA)/カンシノ・バイオロジクス(CanSino Biologics)の場合は2回接種をもって3回分相当とみなされる。

※2 日本政府が有効と認める具体的なワクチンの種類については、下の表を参照。それぞれの回で異なる種類のワクチンを接種した場合も、有効と認められる。

(3)政府等公的な機関で発行されたワクチン接種証明書であること。

日本政府が有効と認めるワクチン一覧表

ワクチン名/主なメーカー
コミナティ(Comirnaty)筋注/ファイザー(Pfizer)
   ※これには、コミナティ(Comirnaty)RTU筋注/ファイザー(Pfizer)も含まれる
コミナティ(COMIRNATY)/復星医薬(フォースン・ファーマ)
   ※コミナティ(Comirnaty)筋注/ファイザー(Pfizer)と同一として扱われる
コミナティ(COMIRNATY)/ビオンテック社
   ※コミナティ(Comirnaty)筋注/ファイザー(Pfizer)と同一として扱われる
スパイクバックス(Spikevax)筋注/モデルナ(Moderna)
バキスゼブリア(Vaxzevria)筋注/アストラゼネカ(AstraZeneca)
コビシールド(Covishield)/インド血清研究所
   ※バキスゼブリア(Vaxzevria)筋注/アストラゼネカ(AstraZeneca)と同一として扱われる
ジェコビデン(JCOVDEN)筋注/ヤンセン(Janssen)
COVAXIN/バーラト・バイオテック(Bharat Biotech)
ヌバキソビッド(Nuvaxovid)筋注/ノババックス(Novavax)
コボバックス(COVOVAX)/インド血清研究所
   ※ヌバキソビッド(Nuvaxovid)筋注/ノババックス(Novavax)と同一として扱われる
(厚生労働省ホームページ<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/border_vaccine.html>を基に作成)

なお、ジェコビデン(JCOVDEN)筋注/ヤンセン(Janssen)を1回目に接種した場合は、2回分相当とされるため、実質2回の接種で3回接種と同じ扱いとなる。

1-3回目の接種で異なるワクチンを接種した場合にも、有効と認められる。

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