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携帯電話のIMEI登録義務化 今後、外国からの持ち込みにも-ネパール

IMEIというものをご存じだろうか。「International Mobile Equipment Identifier」の頭文字から取られたもので、日本では「国際移動体装置識別番号」と訳される。つまり、携帯端末を識別するために振り分けられた15桁の番号で、「識別番号」や「シリアル番号」と呼ばれることもある。

7月15日、ネパールではこの番号の政府機関への登録が義務付けられた。今後、段階的に、登録のない端末に対しネパール国内での通信を規制する措置が取られていくという。当局は、これによって違法な輸入、販売、使用を抑制できるとしている。輸入業者による登録が義務付けは、この最初の段階だ。当局は、消費者に対し、携帯端末を購入する際に、IMEI登録が済んでいることを確認した上でVATビル(納税証明書)を店から受け取るよう勧めてている。このように適法に輸入されてネパール国内で購入された端末に関しては、購入者が改めてIMEI登録を行う必要はない。

個人が持ち込んだ場合

家族・親族・友人が海外への出稼ぎ労働者が多いネパールでは、そういった人からプレゼントされた携帯端末を使用している人も多い。こういった端末が使用できなくなるのではないかとの恐れから、IMEI登録用サイトへのアクセスが集中。システムが対応しきれない事態となった。当局が7月7日に発表している。

では、個人がこれまでにネパール国内に持ち込んで使用されている端末の扱いはどうなるのだろうか。同日付の告知には、「個人が外国から持ち込んで使用されている端末に関しては、利用者の通信に障害が生じないよう取り決めがなされ、IMEI登録システム運用再開後に追加のふさわしい期間をおいてIMEI登録を行うようにする」との案内が載っている。

現時点までにウェブサイト上の登録用ページの運用は再開されているが、7月15日時点の当局の案内によれば、「(登録しなくても)現在すでに使用されている携帯端末の利用には何ら支障がない。」なお、ネパール通信当局のIMEI登録用ページに行くと、登録に際して以下の11項目の情報が求められることが分かる。①申請者はネパール人か否か、②端末の識別番号の種類(IMEI,ESN,MEID)、③ブランド名、④モデル番号、⑤IMEI等の識別番号、⑥申請者の名前、⑦住所、⑧連絡先番号、⑨IDナンバー(市民番号等)、⑩市民カードやパスポート・ビザ等のコピー(添付ファイルとしてアップロード)、⑪Eメールアドレス。

多くの端末では、IMEI番号は「*#06#」と入力してダイヤルすることで確認できる。

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