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ネパール 新型コロナ(Covid-19)対策で全国際線ストップ 入管も閉鎖

ネパールでは新型コロナ感染対策が次々と打ち出されている。

全ての国際線フライト運航停止 4月1日のチケット代が高騰

3月18日にヨーロッパ諸国や日本、韓国を含む多くの国からの入国が禁止されることが発表されたばかりだが、2日後の3月20日にはすべての国際線の運航が停止されることが発表された。

期間は、3月22日(日)から3月31日(火)までの間とされているが、その期間後も予断を許さない状況が続いている。

試しに航空券検索サイト大手のスカイスキャナー(www.skyscanaer.jp)で4月1日にカトマンズ発羽田行きの片道チケットを検索してみたが、4回乗り継ぎ、所要時間64時間で、最安値48万4,650円と出た。(3月25日現在)

ルートとしては、まず中国国際航空でカトマンズから成都に行き、その後、上海の浦東国際空港へ飛ぶ。日本を目と鼻の先に見ながら、2時間10分の乗り換え時間の次はエチオピア航空にでアディスアベバへ向けて12時間30分のフライトである。その後、16時間55分空港で待った後、やはりエチオピア航空にてバンコク スワンナプーム国際空港に飛ぶ。フライト時間8時間30分。それと全く同じ8時間30分の待ち時間の後、ようやくバンコクから羽田に向けて飛ぶことができる。6時間10分のフライトである。それを、自身で乗り継ぐ必要がある。

写真は、スカイスキャナーの検索結果画面である。結果は2つ出ているが、バンコクから羽田までの便はエチオピア航空と全日空のコードシェア便であるため、上記のフライトが実質的にチケットを購入できる唯一のものである。

4月2日には価格は落ち着きを取り戻すものの、2回乗り継ぎつつ40時間以上かけて羽田に到着する7万148円のフライトと、やはり2回乗り継ぎで39時間かかる16万7,999円のフライトの2つしか選択肢はない。4月3日以降はそれなりに落ち着きを取り戻す様子ではあるが、カトマンズのトリブバン国際空港への発着停止が延長されるかも知れない、という不安が付きまとう。

入国管理局(イミグレーションオフィス)閉鎖

ネパール国内に滞在している外国人にとっての一つの関心事は、健康面と共に、自らのビザの有効期限内にコロナ感染は終息に向かうかどうか、ということである。

ネパールの入国管理局は、3月21日(土)現地時間午後9時、新型コロナ感染対策として3月22日から4月3日までの間すべての窓口業務を停止することを発表した。しかし、ビザの期限を心配することなく辛抱強く待つようにと要請している。公式サイトに掲載された告知によれば、「条件を満たす人に対して適切な手段と友好的な規定のもとに後日ビザ発行が再開されることを保証する」となっている。

(原文:Considering the spread of grobal pandemic of COVID-19, Goverment og Nepal (GoN) has desides to shutdown all the front door services from 22nd March 2020 t0 3rd April 2020. Mulling over the request of GoN for avoiding public gatherings, maintaining social distance and strictly following suggested health measures to cope with the possible transmission of the pandemic, the Department of Immigtration also suspends all its visa services till the aforementioned period, and requeste all the service recipients to remain patient regardless of their visa term. The Department assures that visa will be regulated later with appropriate measures and amicable provisions as per the decision of the Government of Nepal(*Condition apply))

条件は以下のとおり。

  1. 現在のビザが2020年3月21日まで有効である必要がある
  2. 必ずビザ業務再開後7日以内に入国管理局とコンタクトを取らなければならない
  3. 2020年3月21日以前にビザの有効期限が切れている場合、現行の入国管理法にのっとって通常の遅延料金と罰金が科される

また、人道的な観点から緊急な用件の場合は、日曜日から金曜日の10時から17時までの間、入国管理局に電話することができると案内されている。

【電話番号】+977-1-4438862

ネパール滞在中の旅行者や長期滞在者、また新型コロナウイルス感染拡大で予定外にネパールに足止めされている方は、引き続き最新の情報に通じるよう努める必要があるだろう。

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