2月26日に、在ネパール日本大使館が長期滞在者・旅行者向けに送った電子メールによれば、ネパール政府は新型コラナウイルスに関し、日本からの入国者のスクリーニングを強化するとのことである。
従来実施してきた空港でのスクリーニング強化を中国、韓国、マレーシア、タイ、シンガポールに加えて、日本からの渡航者に対しても対象とするとのことである。
具体的には、以下のとおり。
入国の際、サーモスキャン等で体温が測定され、38℃以上ある人は、さらなる検査・治療のためにネパール国内の病院においてウイルスの検査を受けることになる。また、空港や病院において、発熱や咳・息切れ等の症状がみられる人は、定期的に検査・治療し、監視されることになるとのことである。
在ネパール日本大使館は、これからネパールへの渡航等を考慮中の人に対し、新型コロナウイルスに関する外務省海外安全ホームページ等をチェックするなど最新情報の収集に努めると共に、インフルエンザ感染予防のためにも、空港や人込みの多い施設を利用する際はマスクを着用したり手指等のアルコール消毒を行ったりすることを奨めている。また、外出後のうがい・手洗いも必ず励行するようにも奨めている。