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ネパール、観光ビザ発行再開を決定

新型コロナウイルスのパンデミックによる影響で、外国人観光客の受け入れを基本的には停止してきたネパールだが、12月11日付の通知にて、在外公館での観光ビザの発行が再開されることが知らされた。同時に、外交官やネパールに出自を持つ外国籍者等は事前承認が免除されることも知らされている。

外国人旅行者を対象とした観光業が産業の重要な部分を占めるネパールだが、3月に始まった全土ロックダウン以降は、外国要人のヒマラヤ登山のようなごく一部の例外を除いて、外国人観光客の受け入れが停止されていた。今回の決定により、その規制が一部緩和され、在外ネパール公館での観光ビザ発行が再開された。空港到着時に取得できるアライバルビザの発行は平常化していないため、必ず事前に在外公館で観光ビザを取得しておくか、関係省庁からの事前承認証書もしくは推薦状を受け取っておく必要がある。また、出発前72時間以内の新型コロナウイルス検査陰性結果の提出も求められている。

12月23日の時点で、ネパールは直近一週間に公表された新規感染者数の平均は723人となっており、10、11月のピーク時に比べ、約1割強となっている。感染者数と死者数の累計はそれぞれ、255,979人と1,803人。

発表内容全文

発表された決定内容は以下のとおり。(※公表された文章のネパール語版と英語版で若干表現が異なっているため、その意味するところを掲載しています。)

1. ネパールを訪れる外国人で、在ネパール公館もしくは国際機関の職員とその家族、及びネパールに出自を持つ人(NRNs)とその家族は、事前の承認や推薦なくしてネパール入国が認められる。

2. 上記以外のすべての外国人は、在外ネパール公館にて事前に観光ビザを取得する必要がある。それが可能でない場合には、関係省庁の書面による事前承認・推薦に基づいてアライバルビザが発行される。

3. ネパール政府の事前承認がない場合、次の告知までの間、外国人の陸路での入国は認めない。

4. すべての外国人は、出発前72時間以内の陰性証明書(RT-PCRテスト、Gene Xpert、True NAAT、もしくは同等の検査によるもの )の提出が必須とされる。ただし、5歳未満の子どもには、これを必須としない。

5. すべての外国人は、ネパール政府の定める衛生安全策を遵守しなければならない。

6. 在外ネパール公館による観光ビザ発行業務を再開する。

ネパールの観光ビザ発行再開を告げる2020年12月11日付の告知
(ネパールの入国管理局が出した観光ビザ発行再開を告げる2020年12月11日の告知。画像を一部加工してあります。)

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