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インド-ネパール間のフライト、12月17日に再開へ

ネパール航空の告知によれば、12月17日にインド(ニューデリー)—ネパール(カトマンズ)間の国際線フライトが再開されることとなった。

ネパール国境の3方を接し、あらゆる面でとてもつながりの深い両国ではあるが、新型コロナウイルス感染の拡大の影響を受けて国際線フライトが停止された3月下旬以降、空路での行き来は現在まで途絶えていた。今回、「トラベル・バブル」の枠組みによってフライトが再開されることとなった。(「トラベル・バブル」はインド政府の公式の表現によれば、「Air Transport Bubbles」。もっとも、インド政府は「Transport Bubbles」「Air Travel Arrangements」という呼び名も排除していない。)

インド航空当局のホームページによれば「トラベル・バブル」とは、「新型コロナウイルスのパンデミックによって通常の国際線フライトが停止されている時に乗客を乗せた商用フライトを再開させることを目的とした一時的な二国間協定」である。インドは、日本を含めた23か国とすでに「トラベル・バブル」協定を結んでおり、これに基づいて対ネパール間のフライトも再開されることとなった。

ネパール航空によれば、当初は毎日1便の往復が予定されている。インド側からはエア・インディアが就航することになっている。記事執筆時点でエア・インディアのホームページには公式アナウンスが載っていないが、インドのニュースメディア「India Today」(Web版)は12月10日の記事※1にて、政府筋の話として、インドとネパール双方から毎日1本ずつが往復する予定となっていると伝えている。

「トラベル・バブル」が二国間協定であるとはいえ、インドとネパール以外の国籍者(第三国籍者)も条件を満たせば搭乗可能となっているようだ。ただし、当然ながら厳しい制約があり、第三国からの観光客を受け入れるものではない。

両国間の往来に関するルールは以下のとおりだが、現地報道によれば、この他にも72時間以内のPCRテスト陰性結果なども求められており、ネパール航空は、必ず事前に旅行代理店等に搭乗条件を確認することを勧めている。

インド発ネパール着の便

インドを最初の出発地とする必要がある。

インド国籍者かネパール国籍者が基本的な対象。航空会社はチケットの販売と搭乗券発券に先立って、インド国籍の搭乗希望者者がネパール入国に関する制限を課されていないことを確認する。外交官を含め、第三国籍者は有効なビザやネパール入国のための事前許可を得ている必要がある。

ネパール発インド着の便

ネパールを最初の出発地とする必要がある。

インド国籍者とネパール国籍者が基本的な対象。ただし、海外インド国民カードの所持者※2および他国のパスポートを持つインドルーツの人※3、さらに、観光目的(観光ビザ保持者)以外の理由でインド入国を願うあらゆる第三国籍者(外交官を含む)とふさわしいビザを持つその扶養家族も対象となっている。

※1 https://www.indiatoday.in/india/story/india-nepal-bilateral-air-bubble-deal-to-operate-flights-1748304-2020-12-10

※2 Overseas Citizen of India cardholders

※3 Person of Indian Origin cardholders

(英文を修正しました。)

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