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【速報】コロナ累計21,000人超え 首都圏3郡に検体採集センター設置―8月4日、ネパール

ネパールの保健人口省が毎日開催している定期記者ブリーフィングで、8月4日、報道官のジャゲシュオル・ゴウタム氏は直近24時間のネパール国内で新型コロナ陽性が確認された人数を公表した。

それによれば、合計262人の感染が確認され、モラン郡の1人の死亡が確認されている。これで、これまでの累計感染者数は21,000人を超えた。もっとも、この日同氏が公表した、この日の各郡毎の感染者数の合計と、同日の総数として発表された人数には3人の差が生じている。これまでにも同様のことは生じており、各郡の感染者数の合計を基に計算すれば、少なくとも21,033人が感染していることになる。(保健人口省の公表している総数は21,009人。)

また、ネパール政府は7月25日から28日までの4日間に、カトマンズ盆地内に入境した10,827人分の検体をサンプルとして採集しており、そのPCRテストの結果がこの日に公表された。それによれば、陽性となったのは40人であり、検査対象者のうち0.4%であったとのことである。(同省が公表している書面にはさらに詳しい情報があり、それによれば0.37%。)

ジャゲシュオル・ゴウタム氏は、昨今の感染拡大を受けてカトマンズ盆地内に検体採集センターを設置したことも公表し、感染が疑わしい人との接触者や感染が拡大している地域から同盆地内に来た人々は積極的に検体採取を受けるよう促した。検体採取が行われる時間は午前9時~午後1時である。センターが設置された場所は以下のとおり。

パタン病院、バクタプル病院、シビル病院、カトマンズ・メディカル・カレッジ教育病院、トリブバン大学教育病院、ビル病院、武装警察隊病院、ビレンドラ病院、産婦人科病院※1、スター病院、ヒャムス病院、ネパール警察病院、ネパール・コリア・マイトリ病院。さらに、その他の認定されているコロナ対応病院でもこのサービスを受けられるようになるとしている。

ネパールではロックダウン解除以降、新型コロナ感染者数が増加傾向にあり、市中感染の広がりが現実の脅威になったとも指摘されている。警察署や役所内でのクラスター発生も報道されており、再度のロックダウンも政府内の話題に上がっていることが報道されている※2。全国からやってきたカトマンズ入境者のうち0.37%が感染者であるという数字を基に計算すると、ネパールの人口およそ2,900万人のうち、7月28日までの時点で各地に合計10万7,300人の感染者がいることになる。

※1 発表からだけでは定かでないが、恐らく、パロパカル産婦人科病院のこと。

※2 この日の記者ブリーフィングにて、ジャゲシュオル・ゴウタム氏は、保健人口省内では依然一人の感染者も確認されていないことを報告している。

(※内容を一部追加・修正しました)

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