現地報道によると、ネパール通信局は携帯端末管理システム(MDMS)の完全実施を現時点においてはキャンセルし、個人が持ち込む携帯端末への関税適用とシステムへの登録義務化を延期した。空港税関においても納税証明書の発行は行われていないという。
ネパールでは、携帯端末の違法輸入や盗難・紛失端末対策として、30日より全端末のMDMSへの登録が完全義務化されることが発表されていた。また、個人が持ち込む携帯端末の管理を目的として、個人が持ち込むすべての端末に関して税関手続きを行うことが義務付けられると共に、免税対象となるのは1台のみで、2台目には18%の関税がかかり、3台以上の持ち込みは禁止されることとなっていたと報じられている。