日本の外務省は2日、新型コロナウイルスに関する水際対策の変更を発表した。ベトナムから入国する人に、新たに3日間の待機期間が設けられることになった。この措置は5日午前0時から適用開始となる。
一方で、アラブ首長国連邦、アルバニア、イスラエル、イタリア、英国、オマーン、カナダ全土、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ブラジル(サンパウロ州)、フランス、レバノンから入国する人に対しては施設待機の期間が撤廃された。この措置は3日午前0時から適用開始となっている。
インド、韓国、ネパール等から入国する人に対して求められている3日間の施設待機期間には変更はなかった。
水際強化措置に係る指定国・地域の新たな一覧は以下のとおり。
(※ワクチン3回目接種の有無によって異なる措置内容については、2月28日公開の記事に掲載しています。)
検疫所の宿泊施設での待機期間 | 対象国・地域 |
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10日間 | なし |
6日間 | なし |
3日間 (26か国・地域) | イラク、イラン、インド、インドネシア、ウズベキスタン、エジプト、韓国、カンボジア、サウジアラビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スリランカ、トルコ、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、ブラジル(パラナ州)、ベトナム、ペルー、ミャンマー、メキシコ、モルディブ、モンゴル、ヨルダン、ロシア |