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ネパールのPCR陽性率は5つの州で1桁台まで低下 570人に新規感染-2月17日

新型コロナウイルスのオミクロン株による感染拡大が続いてきたネパールでは17日、直近24時間以内に570人の新たな感染者が確認された。同国の保健人口省が発表した。昨日より69人少ない数字となっている。陽性者数には、SMSやE-mailで寄せられた迅速抗原検査の結果が含まれている。1週間前の同じ曜日と比較すると新規感染者数は799人少なく、58.4%減少した。

今日のPCRテスト実施数は全国で7,028件で、そのうち364の陽性が確認された。陽性率は前日から1.5ポイント下がって5.2%となっている。2日続けて減少した。

一方、抗原検査(SMS等で寄せられた迅速抗原検査の結果を含む)の陽性率は、昨日から1.3ポイント上がって7.5%(2,761件の検査数に対して陽性数206)となった。

両方を合わせた検査総数に対する陽性率は、昨日に比べて0.8ポイント低くなり、5.8%となった。1週間前の同じ曜日に対しては5.7ポイント低く、2週間前の同じ曜日に対しては19.4ポイント低くなっている。

全国の療養中の人の数は、前日から1,635人減って1万6,616人。現在療養中の人のうち、入院(施設内療養)中の人の数は669人で、前日から2人減少している。ICUで治療中の人の数は5人減って151人となった。人工呼吸器を使用している人の数は昨日と同数の26人。ただし、今日はカトマンズ盆地内の使用病床数が更新されておらず、この数字にもその影響が出ている可能性がある。

報告された死亡者数は6人だった。

なお、直近2週間の陽性率の推移を示すグラフも今日は資料に掲載されていない。

カトマンズ盆地でも減少傾向続く

新規感染者が最も多く確認されたのは今日も首都のカトマンズ郡で、116人の新規感染が確認された。1週間前の同じ曜日には329人の新規感染が確認されており、64.7%の減少となった。

カトマンズ郡に隣接するラリトプル郡では、全国で4番目に多い18人の新規感染が確認された。ラリトプル郡で50人を下回るのは、7日連続。全国で4番目の数となったのは3日続けて。

バクタプル郡では9人の陽性が確認され、引き続き全国8番目の多さだった。バクタプル郡で1日に確認される新規感染者の数が50人を下回るのは、これで13日連続。

今日、カトマンズ、バクタプル、ラリトプルの三郡からなるカトマンズ盆地で確認された感染者数が新規感染者全体のうちに占める割合は39.6%だった。カトマンズ郡の現在療養中の人の数は昨日から179人減少して3,473人。ラリトプル郡の療養中の人の数は310人減って2,184人。バクタプル郡の療養者の数は減少し、前日比-112人の893人となった。

前日のとおり、カトマンズ盆地内の病床使用状況についての情報は更新されなかった。

オミクロン株感染が広がるネパールの新規感染者数を示すグラフ。色分けは郡ごと。カトマンズ盆地やチトワン郡、チトワン郡を含むバグマティ州は青色。ー2022年2月17日付ネパールの保健人口省資料から
(オミクロン株感染が広がるネパールの新規感染者数を示すグラフ。色分けは郡ごと。カトマンズ盆地やチトワン郡、チトワン郡を含むバグマティ州は青色。ー2022年2月17日付ネパールの保健人口省資料から)

PCR陽性率、5つの州で1桁に マデス州は3.1%まで減少

この日、全国で2番目に多くの新規感染者が確認されたのは、23人の感染が報告されたモラン郡だった。3番目に多かったのはヌワコート郡で20人。これに、ラリトプル郡を挟んで17人のジャパ郡が続いている。

50人以上の新規感染者が確認されたのは、7日続けてカトマンズ郡のみだった。

各州ごとのPCRテストの陽性者率は以下のとおり。(抗原検査の州ごとのデータは公表されていない。)

州名陽性率(陽性数/検査数)
第1州13.7% (53/387)
マデス州3.1% (5/163)
バグマティ州4.6% (277/6,055)
ガンダキ州7.1% (9/127)
ルンビニ州6.5% (18/275)
カルナリ州0.0% (0/0)
極西州9.5% (2/21)
(2021年2月17日に発表された陽性者数から導かれる、直近24時間のネパールの新型コロナウイルスPCRテスト陽性率。保健人口省が公表したデータに基づき作成。小数点第二四捨五入)

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