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ネパールの全国一斉休校が決定 今日から29日まで カトマンズ盆地は児童へのファイザー製ワクチン接種開始

ネパールの教育省は10日、国内の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて全国の学校を閉鎖することを決定した。この決定は新型コロナウイルス危機管理センター(CCMCC)の9日に行った推薦に基づくもの。閉鎖期間は1月11日~29日まで。ネパール政府は、同期間中に12歳~17歳までの児童たち全員、および18歳以上でまだワクチン接種を完了していない教職員や保護者へのワクチン接種を進めるとしており、教育省の決定にも「休校期間中に学校長が各自治体の保健所と連絡を取り、12歳から17歳までの生徒のうち誰も漏れがないようにしてワクチンを接種を行うキャンペーンに必要な調整と取り組みを行う」となっている。また、同省は対象となる児童の保護者に対しても、学校と連絡を取って自分の子供にワクチンを接種させるよう促している。

さらに、1月21日からは、教育機関の敷地に入るにはワクチン接種カードの携行が義務付けられることとなった。なお、大学等でのすでに日程が組まれている試験の実施は認められている。

同日、保健人口省もカトマンズ盆地3郡(カトマンズ郡、ラリトプル郡、バクタプル郡)で12歳~17歳を対象としたファイザー製とモデルナ製のワクチン接種が開始されることを発表した。

学校と生徒・保護者間で増えるトラブルを受け、日程明示も要求

新型コロナウイルス対応が始まって以来、学校現場では授業料や試験料を回収しようとする学校側と、授業が十分になされていない現状から減額等を求める生徒・保護者との間でトラブルが発生してきた。

教育省はこの点に関しても10日に告知を出し、すべての学校と教育機関に対し、入試、入学手続き、授業、試験、結果発表の日程を明記したカレンダーを作成するよう求めている。

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