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新規感染数前日比179%増の968人 サンプル調査はオミクロン株が22%と示唆-ネパール

7日、ネパールの保健人口省が確認した直近24時間以内の新型コロナウイルス新規感染者の人数は968人に達した。前日の540人に対して179%の増加となっている。前の週の同じ曜日に比べると、4.1倍の急増とである。療養中の人の数は5,286人で、前日に比べて217人増えた。そのうちICUで81人が治療を受けている。人工呼吸器が使用されているのは15人で、前日からそれぞれ2人と1人増えている。

保健人口省は、国立公衆衛生研究所が遺伝子解析を行ったすべてのサンプルでオミクロン株の感染が確認されたとのことも発表した。

「12月中旬[mfn]ネパールの暦でプス月。[/mfn]以降に収集された合計1,146個の陽性検体のうち、S遺伝子スクリーニングを実施したところ250検体(22%)が陰性(SGTF)であることが判明しています。S遺伝子陰性が確認された24検体の遺伝子解析を行ったところ、すべてにオミクロン変異株が確認されました。」(同省報道発表)

WHOの説明[mfn]https://www.who.int/news/item/26-11-2021-classification-of-omicron-(b.1.1.529)-sars-cov-2-variant-of-concern[/mfn]によれば、オミクロン株はPCRテストにおいてS遺伝子が検出されないという特徴があることから、これをオミクロン株を見分けるマーカーとすることができるとされている。

ネパールの保健人口省は、オミクロン株によって医療逼迫が起こることを念頭に、すべての病院と医療従事者が準備を行い、酸素その他の必要となる医療機器の準備を進めるよう指示を出したとしている。

オミクロン株検出を伝える2022年1月7日付ネパール保健人口省プレスリリース
(画像は、検体の22%でオミクロン株が検出されたことを伝える、ネパール保健人口省の報道発表。2022年1月7日)

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