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ネパールでもオミクロン株検出ー11月19日に入国した外国人とその濃厚接触者の2例

世界各地で検出の報告が相次ぐ新型コロナウイルスの新たな変異株、オミクロン株がネパールでも検出された。12月6日16時48分に保健人口省が配信した報道発表によると、感染者のうち1人は11月19日にカトマンズのトリブバン国際空港から入国した66歳の外国人。報道発表では国籍は明らかにされていないが、時事通信は南アフリカから入国した人物であると報じている。もう一人はその濃厚接触者の71歳の人物。こちらは、現地報道によれば、ネパール人である。同発表では、両方ともに性別は未公表※1

66歳の感染者は、ネパール入国時に、PCRテストの陰性結果とワクチン接種完了済みであることが確認されていたという。その後、本人と71歳の人物にコロナ感染が疑われる症状が出たため、二人とも11月23日にPCRテストを受け、陽性が確認されたという。追加の検査が実施され、遺伝子解析の結果、12月5日、二人のオミクロン株感染が確認された。現在この二人は隔離施設で療養中であり、無症状であるという。

この変異株が11月24日に南アフリカで確認された時点では、すでにネパールに到着していたことになるが、保健人口省からは、この二人と接触のあった66人を対象にPCRテストを行った結果は全員陰性であり、症状がある人は一人もいないと発表されている。

保健人口省は、現在、入国地点での水際対策として、ワクチン接種が完了していない渡航者と感染が疑われる入国者全員を対象に抗原テストを実施しており、その中で陽性反応が出た検体のうち必要と判断された場合に追加の検査を実施しているとしている。

さらに、12月3日から、南アフリカを含めた9つの国・地域からの入国が禁止されている。

※1 在ネパール日本大使館は、ネパール人感染者の方は男性であるとの情報を発している。

ネパールのオミクロン株初検出を伝える報道発表2021年12月6日付
(画像は、ネパールのオミクロン株初検出を伝える、保健人口省の2021年12月6日付報道発表の一部。通話・メッセージアプリViberの保健人口省公式アカウントを通じてrtf形式のファイルで配布されたもの。同省のレターヘッドや報道官の署名などは入っていない。)

(記事の内容を一部修正しました。)

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