Webマガジン ニュース・オブ・アジア

【沖縄移住コラム】沖縄の方言 その1

記事公開日: 2021年5月1日
沖縄方言のイメージ
(画像:ウェブサイト「写真AC」より)

沖縄の方言 その1

「めんそーれ」とか「はいさい」という沖縄の言葉を聞いたことがあるかもしれません。沖縄での普段の会話はどんな様子でしょうか。ご紹介したいと思います。

うちな~ぐち

沖縄の方言は「うちな~ぐち」とよばれることが多いです。「うちな~」とは「沖縄」のこと、つまり沖縄の言葉という意味ですね。例えば、有名な「めんそーれ」は「ようこそ」という意味です。「ありがとう」は「にふぇーでびる」と言います。まるで違う言語のように思いますね。「めんそーれ」の語源ははっきりしていませんが、「参りそうらえ」といった古い日本語から来ているのではないかと考えられています。また「はいさい」は「こんにちは」という意味のうちなーぐちですが、男性が使います。女性は「はいたい」と言うのだそうです。

しまことば

「うちなーぐちは」沖縄の中でも地区によって微妙に違いがあるとも言われています。例えば「はいさい」という挨拶は、軽い挨拶ととられることもあれば、逆に丁寧な挨拶とみなされることもあるらしいです。また、宮古島や石垣島、また八重山諸島も沖縄県とひとまとめに考えられていますが、それぞれ独特の言葉もあり、「しまことば」と呼ばれています。沖縄本島で「うちなーぐち」が分かる人でも、他の「しまことば」は話せないし、聞いてもわからないというケースがほとんどです。宮古島と石垣島も近いように思いますが、それぞれ島言葉は異なっているのです。

うちな~やまとぐち

さて、沖縄ではみんな普段からこういった「うちなーぐち」や「しまことば」を使って話しているのでしょうか。実際、那覇近辺で普通に生活しているだけなら、聞こえてくるのはいわゆる「標準語」だけかもしれません。年配の人がよく話すのは、子供の頃にうちなーぐちを話すと叩かれたという経験です。そのような教育の結果、うちなーぐちを話せる人がそもそも非常に少なくなっているようです。若い世代の人もほとんど話せないようです。ところで、沖縄ではいわゆる「標準語」のことを「うちなーぐち」に対して「やまとぐち」つまり大和の言葉と言われることがあります。そして、沖縄で話される標準語のことは「うちなーやまとぐち」と言われています。沖縄で主に話されているのは、この「うちなーやまとぐち」と言えると思います。つまりは、いわゆる「標準語」の沖縄なまりです。もちろんどの地方にもあるように、ただイントネーションの違いだけでない独特の表現もあります。次回はそんな沖縄の方言の一部を紹介したいと思います。

※このコラムは画像を含め社外コラムニストから提供されたものであり、「Webマガジン ニュース・オブ・アジア」編集部および合同会社アジア・パブリック・インフォメーションが内容の正確性・最新性を保証するものではありません。ただし、画像は一部編集部にて取得、あるいは加工・修正してある場合があります。また、コラム内で表現されている考えは当社の考えを代表しているものではありません。コラムニストの信頼性もしくは誠実さは十分に確認されておりますが、情報の利用は当サイトご利用者様ご自身の責任でお願いいたします。

編集部によるPick Up!
  • カトマンズで鳥インフル発生 3000羽以上を殺処分 (2021年2月2日公開)
  • 【コラム】文化や需要に合わせ進歩してゆくインド家電(2020年11月8日公開)
  • ヒマラヤ山脈はコロナ過でも観光客を楽しませていた(2020年10月30日公開)
  • ネパールの大気汚染が過去最悪レベルに (2021年1月16日公開)
  • 雨期のネパール、地滑り頻発のポカラ—カトマンズルートを行く(2020年9月8日公開)