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【沖縄移住コラム】移住計画:住宅事情編 その1 「うちな~で住まいを選ぶ」

(新旧入り乱れる沖縄の風景)

「うちな~で住まいを選ぶ」

家探しで一番ドキドキするのはいつですか?

きっと気になる物件のドアを不動産屋さんが開けてくれて、中を見に入る時ではないでしょうか。沖縄の家にはどんな特徴があるか、中に入って見ていきましょう。

北向きを探そう

さて、ちゃんと南向きにバルコニーや大きな窓がついているでしょうか。中に入って方角を確認すると・・・南側の窓が小さく作られています。お気づきになりましたか?そうです、南向きの物件が良いという考えは捨てましょう。ここ沖縄では、南向きは日差しが余りに強く、洗濯物は日焼けしてしまいますし、窓が大きかったら部屋の中がとても暑くなります。西向きのお部屋は夕方にはもう大変なことになります。北向きでも何の不満も感じないことでしょう。そして、最上階も大変です。屋上に照りつける日差しの熱が部屋までジワジワ届いてくるのです。そんな訳で、空き物件は結構な確率で最上階や西向きであることに気づきます。そんな部屋は夏場、エアコンを24時間つけていてもなかなか冷えてくれません。

風を通すのか通さないのか

お部屋の雰囲気はどうでしょうか。古めの物件では壁紙を貼っていないお部屋が多く見られます。壁紙は湿気で剥がれてきやすいので、その代わりに化粧合板を貼っているのです。木目調のプリントがしてあるベニヤ板みたいなあれですね。白い壁紙がお好みでしたら新しめのマンションを選びましょう。

また、沖縄ではお風呂に入る(バスタブに浸かる)という習慣があまりありません。暑いから、そんな気にならないのでしょうね。銭湯も昔はあったようですがほぼ絶滅してしまっています。それで、タイル貼りの広いバスルームに、トイレとシャワーがついているというパターンをよく目にします。バスタブに浸かるのがお好みでしたら新しめのマンションを選びましょう。

沖縄の本当の古民家の作りは独特で、玄関がどこかわかりません。わからないというか、決められた「玄関」というものが存在すらしていないようです。家に住む人はいずれかの縁側から出入りするのですが、主に出入りに使われる縁側は靴やサンダルが幾らかまとまって置いてあるので、そこなのだなと判断できる、という感じでしょうか。そんな素敵な真の古民家は今では本島ではほとんど見かけることができませんが、離島に行けばまだまだ現役のものが残っているようです。昔の暑さや湿気対策は、風を通すという考え方のようで、とても開放的に設計されています。風も動物も虫も通過していきます。対称的に現代の新しい建物は気密性を高めて、快適に過ごせるようになっています。

どちらを選ぶかは、もちろんあなた次第です!

では、住まいが決まったらいよいよ引越し編がスタートです。次回は「うちな~に引っ越す」です!

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