
沖縄に移住して車を使って生活するようになると、普通の自家用車ではない車と譲り合いながら運転することになります。どんなことを覚えておくと良いでしょうか。
「わ」と「れ」
渋滞の話題で前のコラムで取り上げましたが、沖縄は車で移動するタイプの観光地なので、観光で来られた方の多くはレンタカーを使用します。ビジネスで来沖された方も当然レンタカーを使用します。それで沖縄ではレンタカーがたくさん走っています。ナンバープレートを見ると「わ」ナンバーだとレンタカーだと気づきますね。その他にも、「れ」ナンバーもレンタカーで使用されています。やはりレンタカーのドライバーは大抵不慣れな土地を走ることになるので、少し不安定な動き方になりがちです。行きたいお店を探していてゆっくり走行したり、急に方向転換したり、かと思えば急発進したりするかもしれません。周囲の車がイライラして無理に追い越そうとすると、事故になってしまうかもしれません。地元のマイカーユーザーとしては注意しながらも楽しい旅になるようにフォローしてあげたいものですね。
「外国の方が運転しています」
新型の感染症で海外からの観光客が減りましたが、インバウンドの来沖が多かった頃は海外からの観光客もレンタカーを利用して移動していました。皆さんも海外でレンタカーを運転されたことがあるでしょうか?日本とは反対の左ハンドル・右側通行の国で運転すると全てが逆なので混乱してしまいがちです。特に交差点などでは、どの車線に行ったら良いのか一瞬混乱してしまうことがありますよね。ハンドルの左右にある「ワイパー」と「ウィンカー(方向指示器)」の位置も、左ハンドルと右ハンドルとでは逆についていることが多いです。それで右左折する時に「ウィンカー」を使うつもりが「ワイパー」を動かしてしまい、「ワイパー」が急に目の前で”シュッシュッ“と動くと、余計にパニックになってしまうことがあります。そんなこんなで、外国で運転するというのは楽しい半面、パニックになりがちなものです。筆者も沖縄で遭遇しましたが、外国の方が運転するレンタカーが交差点で対向車線に入って逆走してしまうことすら時々あるのです。新型の感染症が流行する前は「外国の方が運転しています」というステッカーが貼られたレンタカーもよく目にしました。ハートのマークが描かれ、優しくフォローするよう促すステッカーもありました。みんなで譲り合って、事故なく運転したいですね。
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