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【沖縄移住コラム】移住計画:交通事情編 その4 左折用矢印信号

沖縄の左折信号

沖縄は、アメリカが関わった戦後復興の余韻を今も感じる車社会です。観光で訪れた時にはほとんど有料道路しか使わなかったからか、あまり東京との違いを感じませんでしたが、いざ移住すると、いろいろなところで面白い発見をすることがあります。

レアなシステム?

左折用の矢印信号、どこにでもあるようで、よく考えてみるとあまり見かけないのではないでしょうか?右折用の矢印信号は普通にどこでも見かけますよね。もちろん沖縄にも大きな交差点では右折用の矢印信号がよくあるのですが、左折用の矢印信号も設置されているところも普通にあるのです。そのような交差点では、どんなタイミングで信号が点灯していくのでしょうか。赤信号で停止して信号待ちをしています。すると、最初に左折用の矢印信号が青く点灯するのです。その後、一旦矢印信号が消灯して、普通の青信号が点灯します。そして赤になると最後に右折用の矢印信号が点灯します。青信号の間も左折はできるのですが、横断歩道も青信号になるので、歩行者が途切れないような交差点ではなかなか左折できないものですよね。しかし、最初に左折用の矢印信号が点灯している間には横断歩道の歩行者用の信号は赤のままなので、左折車はどんどん進んでいくことができるのです。

アメリカルール

筆者がネパールに住んでいた時にはバイクに乗っていました。当時は、まだ数年前のことですが信号機はほとんどなく(あっても電気が通ってなく)、大きな交差点ではポリスが手信号で捌いていました。手信号と言っても、来いと手招きしたり、止まれと制止したりする程度です。それでもポリスが立っている交差点は緊張するものです。そんな交差点でも左折車(ネパールは日本と同じ左側通行)は手信号に関係なく左折していくので驚いたのですが、どうやらそれで良いルールだったようです。実はアメリカでも、右折車は目の前の信号が赤でも、禁止の標識が特になければ右折はして良いのだそうです。アメリカは右側通行なので、つまり日本でいうといつでも左折はして良いということと同じですね。沖縄の左折用矢印信号は、そんなアメリカの交通ルールのなごりなのでしょうか?ちなみに米軍関係者の「Yナンバー」車は時々赤信号でも思い込みで当然のように左折していくらしいですよ。

プレッシャーを感じるのは“ないちゃ~”だけ?

稀に、左折専用レーンではなく、左折と直進の兼用レーンで、左折用矢印信号だけが青く点灯することがあります。自分が直進するつもりであれば進めないので、左折したい後続車のプレッシャーに耐えて停止していなければなりません。“ないちゃ~(内地・本土から来た人)”にとっては結構なプレッシャーを感じるかもしれませんが、沖縄ならではのおおらかなシステムですね!

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