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【インドコラム】インド服を買うなら 3つの方法ーそのメリット、デメリット

記事公開日: 2021年4月8日
インド服を購入。パターン絵 加工

インド服を買うなら 三つの方法メリット、デメリット

映える色鮮やかなインドの服装、繊細な刺しゅうやキラキラしたビーズがあしらわれたサリーやレンガ(腰丈までくる大きなスカート)に魅了される人は多いはず!インドを訪れた際には一度は実際にエスニックな服装をしてみたいと思いますよね。よく聞くのはインドに着いて直ぐ「どこに行って服を購入したらいいのかわからない」と言う声です。確かに普通に道を歩いていてもたくさんの仕立て屋さんやサリーショップを見かけます。今回はインドで女性服を買う方法を3種類に分けてメリットとデメリットを説明していきます。

(※注記:インドでの新型コロナ感染拡大を受け、現在、筆者は国外に退避しています。この記事はインド滞在中に見聞きしたことを基に、出国後に書かれたものです。)

①ショッピングモール 

◇メリット

– 目的地まで容易く到着出来る

皆さんが日本から到着する空港付近にも大きなショッピングモールはどこにでもあるはずです。Googleマップで検索すればすぐ見つかりますし、Uberで「行き先」にmallと入力するだけでも複数のショッピングモールを検索可能です。

– 英語対応可能

モールのショップで働く店員さんは英語を問題なく話せるため“おすすめ”を聞いたり、服装をコーディネイトしてもらうこともできます。

– 既製品のため購入後すぐに着られる

– 他のショップを見て値段、コンセプト、流行を比較できる

モール内には数多くのアパレルメーカーが出店しています。ショップによってカジュアル、フォーマル、オーガニック、中高年層などコンセプトが異なるので複数の店舗を回ってみることをお勧めします。

インド服のパターン1

– 自由に試着できる

既製品の服は基本インド人の体型に合わせて作られているため、着た時の感じと実際のサイズが合わない場合も多々あります。日本ではLサイズなのにインドではMサイズで丁度良いといったケースもあります。サイズも揃っているので、是非購入前に試着して自分に合った物を選びましょう。ショッピングモールにはプラスサイズのショップもあるので、幅広い年齢層や体型にあった服が選べて欧米の方々にも喜ばれています。

◆デメリット

– 値段交渉はなし

全て定価で売られているため値段交渉はできません。もちろん季節の変わり目にはセールもあるのでタイミングが合えば半額以下で買うことも可能。

– 三点セットではなく、選ぶ必要がある

三点セットとは

(1)クルタ インドの女性が普段着で着るスリットの入ったワンピース

(2)ボトムズ/パンツ(ズボン) レギンスやサルワールパンツやパラッゾパンツ

(3)ドゥパッタ インドのショール/ストール

インド女性が普段着に欠かせないのはこの三点です。基本お店ではそれぞれ別々に売られています。服全体の色合いを統一したりパンツとドゥパッタの色を揃えるなど自分で全てコーディネートするのは初心者には難しく感じます。もちろん店員さんにも聞けますし、マネキンに展示されている服装を参考にすることも可能です。

– 既製品のため自分に合うものを探す必要がある

試着が好きではない方には、何度も試着をするのはめんどくさく感じるかもしれません。

– 安い色落ち、直ぐに生地が傷む

インドの服は初めての洗濯で必ずといって良いほど色落ちをします。個人的な意見として安い既製品は生地がゴワゴワしていて色落ちしやすい気がします。色移りしてしまうため白物と色物がを別々に洗いましょう。

②地元の仕立て屋さん女性サリー屋さん

インドは本当に多くの個人の衣料品店があります。一般庶民にはショッピングモールのものは価格が高く感じるようです。衣料品の問屋街も人気があり祝日の前などは地元の人や観光客で混雑しています。

◇メリット

– 値段が安く、生地の品質は高い。

– 布から選べる

店内に並んでいる布の山から自分のお気に入りを選ぶことができる。色、柄、質感、刺繍やビーズなど自分の好みの服を選べます。その布にはクルタ、パンツ、ドゥパッタの三点セットが全て含まれているため自分でコーディネイトに悩む必要はありません。

インド服のパターン2

– 既製の服よりオーダーメイドで体に合ったものに

お店で採寸し裁縫するため既製品の服よりは体に合ったものに仕上がる。クルタの襟まわりや袖まわりを自分好みでオーダーできます。パンツも自分の好みで形を選べます。サリーの上着部分もデザインのバリエーションは多量にありカタログから選べます。

– 仕立て屋さんでは既製品や古着のリサイズ、リメイクもできる

サイズがどうしても合わない既製品の服でも仕立て屋さんに持っていくだけで、採寸してリメイクしてくれます。サイズを小さく縮めることはもちろん、大きくする際も見えないところに生地を足したりするなどして調節してくれます。お店によっては布地を自分で持ち込みオーダーメイドも可能。

◆デメリット

– 時間がかかる

布地の裁断から仕立て完成まで平均1週間ほどかかります。数日で完成することも可能ですがお店と要相談です。

– 言葉が通じない場合も

地元のお店に行くなら英語が話せるとは限りません。写真やカタログから要望を伝えることも可能ですが、インドの友達と一緒に行くならスムーズに進められます。完成品が要望と違っている、サイズが合わないといった問題も時々あるため注意が必要です。

③インターネット、アマゾン

インドでも若者を中心にインターネットショッピングが普及しています。

◇メリット

–  値段が安いものが容易に見つかる

  • 数日で商品は順調に到着
  • 店舗に行く必要がない。忙しい人にオススメ。

◆デメリット

– サイズが合わない

  • 質感がわからない
  • 写真と実物が異なる
  • 返品の手間がかかる

まとめ

やはり短期の滞在でしたらショッピングモールなどを利用するのが一番得策かもしれません。値段が少し高くても種類が豊富なため自分の着たい服を見つけ易く、購入後すぐに着用可能なのが最大のメリットです。中長期滞在なら一度はサリーショップや仕立て屋さんを利用してみてください。魅力的で多種多彩なインドの布地からあなただけの一着を作ることができます。

外国人がインド服を着ることには自分が着て楽しい以外に地元の人からのリスペクトを受けることにも関係します。インド服を着ることで肌を過度に露出しないため、文化習慣に敬意を払ってくれていると感じられ彼らはとても嬉しいそうです。きっとインド服はあなたのインドの時間をより楽しく彩ってくれるでしょう。

※このコラムは画像を含め社外コラムニストから提供されたものであり、「Webマガジン ニュース・オブ・アジア」編集部および合同会社アジア・パブリック・インフォメーションが内容の正確性・最新性を保証するものではありません。ただし、画像は一部編集部にて加工・修正してある場合があります。また、コラム内で表現されている考えは当社の考えを代表しているものではありません。コラムニストの信頼性もしくは誠実さは十分に確認されておりますが、情報の利用は当サイトご利用者様ご自身の責任でお願いいたします。

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