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【インドコラム】インドの異国情緒漂うゴールデンシティ・ジャイサルメールを訪れる

前回に引き続きインド北西部に位置する“ラジャスタン州”の魅力についてお伝えしたいと思います。ラジャスタン州の概要についてはコラム「インドの異国情緒漂うピンクシティ・ジャイプル」をご覧ください。今回は「ゴールデンシティ」と呼ばれているジャイサルメールについてその魅力やお勧めアクティビティについて紹介していきます。ジャイサルメールはタール砂漠に周囲を囲まれたオアシス都市。街の中心には高台があり、その上には世界遺産のジャイサルメール城が建てられています。城塞に使われている砂岩は黄色味を帯びていて、夕日が城塞や町に反射して輝く姿から「ゴールデンシティ」の愛称で呼ばれています。

(※編集部注記:新型コロナ感染拡大を受け、筆者はこの記事をインド国外で執筆しました。この記事はインド滞在中に見聞きしたことを基に、出国後に書かれたものです。)

アクセスの仕方

ジャイプール観光の前後にジャイサルメールを訪れる人が大半です。もし時間に余裕がある方ならレンタカーで景観を楽しみながらジャイプールからジャイサルメールを目指すこともできるでしょう。それでも旅行者の大多数は飛行機でジャイサルメール空港に到着します。

インド・ジャイサルメール空港
(小さなジャイサルメール空港ですが、透かし窓が印象的な見た目のインパクトは大!)

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現地の物価、交通事情について

ジャイサルメールは世界中から多くの旅行客が訪れます、その為かタクシーやレストランは他の都市に比べて割高に設定されています。残念ながら値段交渉もなかなか応じてくれません。例えば空港から市内ホテルまでジープタクシーの料金は一律1,000ルピー以上(約1400円)。現地の金銭感覚からすると倍近くの料金がかかっている気がします。残念ながらジャイサルメールは配車手配アプリのUberやOla cabsも使えないためタクシーやホテル送迎車の値段交渉は必要になります。もし現地のツアーに参加する予定ならば旅行代理店と事前に空港までの迎えを頼めるかメールなどで相談しておきましょう。基本プラス500ルピーで送迎してくれます。城塞とその周辺部はそれほど大きくないためホテルから徒歩での観光が可能ですが、道は上り坂か下り坂、道もゴツゴツとした石畳のため普段履き慣れた靴をお持ちください。

インド・ジャイサルメールの街並み
(町全体の風景と中心にそびえるジャイサルメール城。)

世界遺産ジャイサルメール城

入り口ゲートを通れば道の両端、城内の路地はほとんどお土産屋さんが立ち並んでいます。建物の外壁には繊細な装飾が施されており、中央広場には端から端へ幾つもの紐にくくられた旗が並んでいます。城内には現在普通に人が住んでいるので生活風景や子どもたちが広場でクリケットをしている風景なども目にすることができます。昔は交易の拠点として栄えていた都市ですが、今は工芸品や宿泊業などの観光産業が中心で成り立っています。ホテルによっては無料の城塞見学ツアーなどを企画しているところもあるので、歴史に興味がある方にはお勧めです。夜には城塞外壁部分を綺麗にライトアップしているので、ホテル屋上レストランで夕食をゆっくり食べながら眺めてみましょう。

インド・ジャイサルメール城
(ジャイサルメール城の城壁は砂岩の薄い黄色がとてもキレイ!でも高くてとても登れません。)

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砂漠で星空を見上げながらキャンプ「キャメルサファリ」

ジャイサルメールに来て是非体験して欲しいアクティビティはキャメルサファリ。ラクダの背に乗って砂漠まで行き、砂漠に沈む夕日や夜空の星々を見ながら一泊キャンプをしてくるプランです。砂漠の入り口の村まで5〜6人ほどのグループでジープに乗り合わせて向かいます。村に着くと早速待っているラクダ達に乗りキャメルサファリがスタートします。ラクダとラクダの間に縄が渡してあり、よく見る砂漠のワンシーンのように隊列をなして進んでいきます。思っていたよりも高さがあるラクダの背に驚きつつ揺られながら砂漠を移動すること1時間から2時間、途中では野生の動物たちや家畜を目にする機会もあります。だんだんラクダに慣れてきたくらいに砂漠のキャンプ地に到着します。同行者の友人はラクダの鞍でお尻が擦れて痛がっていましたが、「きっと昔の人も砂漠をラクダで移動する際は同じ悩みを抱えていたのかもしれない」と考えると私個人としては興味深く貴重な体験な気がします。

インド・ジャイサルメールのラクダ
(キャメルサファリのキャンプ地に着いたラクダたちは荷物を下ろされ休憩中。)

日中は熱かった砂漠の砂も夕方には冷んやり硬くなってきます。そこに腰を下ろしゆっくり太陽が沈むの待ちながら飲むチャイは格別の美味しさ!日本では到底体験できない果てしなく広がる砂漠の風景がそこにはあります。夕食は簡素な野菜カレーとチャパティをその場で作ってくれます。野菜だけのシンプルな料理でも大自然の中それも砂漠に囲まれているとなぜか美味しく感じます。食後は家族や友人と焚き火を囲みながら語り合ったり、地元案内人の気さくなおじさん達と話してみてはいかがですか?夜は少し冷え肌寒いですが各自一個湯たんぽを渡してくれるのでそれを抱えつつ満天の星空を眺めながら就寝できます。次の日の朝食後に村まで戻って来る行程です。何か起きたら心配、ラクダに乗りたくない場合は同行してくるジープに乗車可能です。私自身友人からの勧めでキャメルサファリに参加してみましたが、値段もリーズナブル(2000ルピー約2825円)ですし、なりより砂漠の地域の生活に触れたり大自然を満喫できとても貴重な体験ができました。

インド・ジャイサルメールの砂漠でチャイ
(砂漠でいただくチャイは最高に美味しい!)

日本では到底体験できない果てしなく広がる砂漠の風景がそこにはあります。夕食は簡素な野菜カレーとチャパティをその場で作ってくれます。野菜だけのシンプルな料理でも大自然の中それも砂漠に囲まれているとなぜか美味しく感じます。食後は家族や友人と焚き火を囲みながら語り合ったり、地元案内人の気さくなおじさん達と話してみてはいかがですか?夜は少し冷え肌寒いですが各自一個湯たんぽを渡してくれるのでそれを抱えつつ満天の星空を眺めながら就寝できます。次の日の朝食後に村まで戻って来る行程です。何か起きたら心配、ラクダに乗りたくない場合は同行してくるジープに乗車可能です。私自身友人からの勧めでキャメルサファリに参加してみましたが、値段もリーズナブル(2000ルピー約2825円)ですし、なりより砂漠の地域の生活に触れたり大自然を満喫できとても貴重な体験ができました。

世界遺産が点在するラジャスタンには他にもオススメスポットがありますし、地元インドの人たちは昔から外国の旅行者が多かったため皆さん英語が話せるので私たちがヒンディー語ができなくても大丈夫!ラジャスタン州の各都市は規模は小さいですが、他のインドの大都市に比べて治安がいい印象を持っています。インドの王道旅行プランを行くのもいいですが、インドの豊かな自然、歴史ある城塞、カラフルな街並みを体感してみたいなら素朴でいて異国情緒漂うラジャスタン州を訪れてみてはいかがですか?

※このコラムは画像を含め社外コラムニストから提供されたものであり、「Webマガジン ニュース・オブ・アジア」編集部および合同会社アジア・パブリック・インフォメーションが内容の正確性・最新性を保証するものではありません。ただし、画像・文章の一部は編集部にて取得、あるいは加工、修正してある場合があります。また、コラム内で表現されている考えは当社の考えを代表しているものではありません。コラムニストの信頼性もしくは誠実さは十分に確認されておりますが、情報の利用は当サイトご利用者様ご自身の責任でお願いいたします。

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