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【インドコラム】自然の中でリラックス、インドの海で手軽にアウトドアを楽しむ

インドのマリンスポーツのイメージ

自然の中でリラックス、インドの海で手軽にアウトドアを楽しむ

インドはアラビア海とベンガル湾に挟まれた地形で東西を海岸線が南に向かって走っています。西海岸ではムンバイからゴア(インドで最も有名なビーチエリア)にかけての海岸線には至る場所にビーチやビーチリゾートが点在しています。加えて西海岸のケララ州にも多くのビーチがあります。東海岸にも北から南まで広くビーチが存在しています。スキューバダイビングやシュノーケリング、サーフィンなどマリンスポーツもインドでは人気があります。

インドの人は泳げるの?

日常的に海やプールで泳いでいるなどの環境にない限り、ほとんどのインドの人は泳げません。たとえ海辺に住んでいるとしても泳げるとは限りません。日本では子どもの時から学校のプールや市民プールなどで日常的に泳ぐ練習をする機会があります。インドでは子どもも大人も海やプールで泳ぐ機会はほとんどありません。日本ではお風呂の湯船に浸かる習慣がありますが、インドでは全身を水の中に入れる習慣はないため多くの人は恐怖を感じるようです。そうした背景もあるため残念ながら海難事故で亡くなる方のニュースを現地ではよく耳にします。

最近私たち夫婦は14歳のインドの女の子と海に遊びに行く機会がました。彼女は生まれて初めての海です!砂浜を歩くのも初めて、海に入るのも初めて、波を感じるのも初めてです。海の波の中では勝手が分からず立っている事が出来ずにすぐに転んでしまいます。波も高くなってきたため彼女と波打ち際に移動するとまわりには同じく海に入る事ができない人たちが渚で座り込んで海や打ち寄せる波を楽しんでいます。

衣類を着たまま海へゴー⁉︎

先ほど説明した通りインドの人々は泳ぐ機会がほとんど無いため水着を持っている人はほとんどいません。それに宗教・文化・習慣が混在しているインドでは肌の露出を避けるため着衣水泳が一般的で、みんな衣類を着用したまま海に入っていきます。男性は短パンやズボンにTシャツやタンクトップ姿。ヒンドゥーの女性はサリー、ムスリムの方はチャードルやブルカ(体全体を覆う黒地のマント)を着たまま海に入っていきます。初めて見かけた時は驚きましたがこれがインドスタイルなんだと分かると今では違和感がなくなりました。みんな海に入ってワイワイ海水浴を楽しんで、その後濡れた服のまま家に帰ります。

インドでレッツサーフィン

インドでサーフィンってイメージないですよね。以前まで私もそうでした。ゴアやケララなどインドのビーチではサーフィンを楽しむ人が大勢います。海外からの長期滞在者やバンガロールやムンバイなどの都市から休暇を海辺で過ごすために来る人はとても多く、そうした人たちにサーフィン体験はとても人気です。今回はチェンナイから車で数時間のポンデシェリを例にとってみてみましょう。(ポンデシェリについての詳細は「ポンディシェリ 旧フランス領インドのキレイな海辺で休暇を過ごす」をご覧ください)

ポンデシェリのセレニティ・ビーチは朝から夕方までサーファーを見かけます。ここの砂はソフトで岩はなく、岸から遠くの沖まで水が浅く基本的に足が地面につき泳げなくても大丈夫です。ベストシーズンは4〜7月の一年で最も暑い時期ですが、波は比較的穏やかでサーフィン初心者から中級者には打って付けのビーチです。

初心者コースのサーフィンスクールに行ってみた!

まずは電話による事前予約を行います。朝の7時からのクラスか9時からのクラスどちらかを選べます。なぜ午前中だけにクラスが開かれるかというと、お昼近くになると1日で最も日差しが強い時間滞となり長時間の外での活動は容易に体調を崩してしまいます。

当日の朝に講師が海の状況を確認して、サーフィンスクールができるかどうか連絡が来ます。

サーフィンスクールに着くと道を挟んで目の前に広がるのは海!まず水着の貸し出しが必要かどうか聞かれます。本当に水着を持っているインドの人はほとんどいません。一緒に行った友人は借りていました。私たちは自前の水着を持参して行ったのでラッシュガード(日焼けや怪我から身を守る上着)だけ借りることにしました。講師の彼は英語が堪能でとてもフレンドリー、すぐに打ち解けて仲良くなれます。彼は一年中いい波を求めてスリランカやバリ島などを放浪しているそうです。

インドのサーフィンスクール

サーフィンスクールの内容:

①用具の説明:私たちは初心者のためサーフボードの持ち方やボードと足をつなぐギア(流れ止め)の装着の仕方など基本中の基本を一から教わります。

②基本動作の練習:次に砂浜にサーフボードを置き、波に乗ってからサーフボードの上に立つまでの基本動作を何度も反復練習

③実践:実際に海に入りちょうどいい波が来たらそれに合わせて講師の彼がサーフボードを押してくれます。教わった基本動作にそってボードの上に立てれば成功です。

終了後にはシャワーを浴びて着替えて帰れます。

費用は一人1800ルピー(3000円程度)ですが、丁寧に指導してくれます。何も持参する必要はないので手軽にサーフィンを楽しめます。

まとめ

今までインドでマリンスポーツのイメージは無かった私でしたが海水浴をするインドの人々、自身のサーフィンスクール体験を通してイメージは大きく変わりました。もしインドを訪れる機会があるならあなたの荷物に泳げる服装を加えてみてはいかがですか。

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