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【フィリピン移住コラム】セブでのビザ事情 パート1

フィリピン移住のビザ事情(イメージ画像)

セブでのビザ事情 パート1

こんにちは!

フィリピンのセブ島を拠点に活動しているAkiです。

前回まではフィリピンのファーストフードで1番有名なジョリビーとその看板メニューについて,食レポも含めてお伝えしました。今回は海外移住で誰もが直面する壁の1つであるビザ事情について,そもそもどんな時にビザがいるのか,セブではどんなビザで滞在している人が多いのか,また新型コロナウィルスがフィリピンのビザ事情にどんな影響を与えたのかなどをお伝えさせていただきます!

どんな時にビザは必要?

私がフィリピンへの移住を考えていた2018年当時,短期の海外旅行を考えている日本人にとってビザの必要性はあまり気にされない方が多かったと思います。なぜなら,当時でも189の国にビザなしで渡航できる,世界最強のパスポート※1を日本人は持っていたからです。それでこの「ニュース・オブ・アジア」でもお馴染みのネパールや中国やインドなどの国々もそうだと思いますが,私が住むフィリピンもわざわざ出国前に大使館に行ってビザを取得しなくても短期の観光をすることができました※2。ただ,観光などの短期滞在ではなく,留学や仕事や移住など,もう少し長く滞在を希望される方にはどうしても考える必要があるのが今回のテーマ”ビザ”ですね。

※1 2021年現在,日本のパスポートは191の国にビザなしで渡航でき,世界ランキング1位となっています。もちろん,新型コロナウィルスの影響により,多くの国や地域では入国制限が行われていますので,その制限が解除されなければ渡航はできません。渡航を計画しておられる方は最新情報をご確認ください。https://esta-center.com/passrank/index.html

※2 ネパールやインドではアライバルビザ(到着空港にて申請するビザ)を取得する必要がありました。

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セブではどんなビザで滞在している日本人が多い?

では,セブではどんなビザで滞在している日本人が多いのでしょうか。新型コロナウィルスの影響を受ける前までは,日本人はビザなしで30日間もフィリピンに滞在できたので,まずかなりの旅行者がこの観光ビザでセブに滞在しておられたように思います。また,英語留学に来ておられた方のほとんどもこの観光ビザを延長して滞在しておられました(最長36カ月)。私自身も,最初にセブへ旅行に来た10日間や下見で来た2週間は30日以内だったので,何の手続きも必要ない観光ビザで滞在しましたし,英語留学で1カ月強滞在した時も観光ビザを1度だけ延長して滞在していました!それだけ観光ビザでほとんどのことができたわけなんですね。他には,お仕事で就労ビザを会社に取得してもらう方,リタイヤメントビザ※3を取得される方,また配偶者ビザで滞在しておられる方も一定数おられたと思います。

※3 簡単に説明するとフィリピンへの移住・永住・ビジネスも可能となるビザです。

新型コロナウィルスが観光ビザに与えた影響は?

では,新型コロナウィルスは観光ビザでの滞在者にどれ程の影響を与えたでしょうか。フィリピン政府は2020年3月22日に観光ビザでの入国を完全に制限しましたが,2021年8月現在までその状況は続いています。それでセブは比較的有名な観光地であったにもかかわらず,現在観光ビザでは誰一人入国できないちょっと寂しい状況となっています。ただ,フィリピンから出国さえしていなければ,今も観光ビザを延長し滞在することは許されており,新型コロナウィルス感染症の影響で観光ビザの延長手続きができなった人に対しても今まで何度か猶予期間が与えられる,という対応が取られてきました。実際,私の知人たちも去年,ECQと呼ばれる1番厳しい隔離が続いていた頃,入国管理局(通称イミグレ)の窓口自体がクローズしたこともあり,観光ビザの延長手続きをできなくなってしまうということがありましたが,猶予期間があったおかげで,知人たちは期限が切れても過度に心配することなくイミグレの窓口の再開を待ち,最終的に無事に延長手続きを行うことができていました!

新型コロナウィルスが就労・リタイヤメント・配偶者ビザに与えた影響は?

次に,新型コロナウィルスは就労・リタイヤメント・配偶者ビザでの滞在者にどれ程の影響を与えたでしょうか。一言でまとめるなら,就労ビザも永住権があると言われていたリタイヤメントビザも2020年3月22日以降,ほぼ観光ビザと同じ扱い,つまり入国不可となり,配偶者ビザだけが辛うじて条件付きで入国可能という状況となっていました。また,就労ビザもリタイヤメントビザも新規での申請が一時期ストップとなり,条件も厳しくなるという状況にもなりました。その後,少しずつ条件が緩和され,2021年8月現在,就労ビザやリタイヤメントビザを持っている人であればフィリピンに再入国できるようになっていますが,現在のセブもコロナの感染者が増えているので,今後いつまた変更になるか分からない状況となっています。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

新型コロナウィルスの影響が出るまでは比較的簡単に観光で訪れることも滞在することもできたここセブも,影響が出てからはビザの問題だけを見てもかなり入国が難しくなっていることをお感じになられたのではないかと思います。私自身もこのビザの問題が多くのセブ滞在者に与えた影響を改めて思い起こすと本当に大きな影響だったとつくづく思います。では,次回はそんな不安定な状況の中,私はどのようにこのビザの問題に対応しながらセブにとどまっているのか,そもそも何ビザでとどまっているのか,ビザを取得した当時の状況なんかも併せてお伝えしたいと思います!

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