
セブ島に関する情報と移住のきっかけ
2019年4月からセブ島を拠点に活動しているAkiです。
この度,ニュース・オブ・アジアさんからのお誘いでセブに関するコラムを担当させていただくことになりました。
このコラムではできる限り他のアジアとの共通点や相違点といった角度を交えながらセブについてご紹介したいと思っています!
ただ今回は初回ですので,①セブに関する情報と②私がセブに移住することになったきっかけなどをお知らせします。
1.セブに関する情報は大きく分けて2種類!
<わくわく系の情報>
フィリピン第二の都市セブは,観光客や英語学校も多く,日本でも耳にすることが増えてきた地名の1つかと思います。最近ではテレビでも時々取り上げられますし,インターネットでもすでにたくさんの情報が溢れています。「セブ ○○」と検索をかければ,綺麗なビーチリゾートやおいしいレストランの情報など,様々なジャンルの記事をすぐに見つけることができます。その多くは日本人が願い,思い描く南の島セブに関するわくわくする情報です!
これらの情報は観光でセブに訪れる人だけでなく,英語学習のためにセブに来られる将来有望な若者にとっても貴重な情報源となっています。
<現実直視系の情報>
また,ネットでセブについていろいろ調べていくと別の角度の情報も見つかってきます。
それは実際のセブはそんな憧れのリゾートではないというタイプの情報です。
貧困や不便な住環境,衛生面や治安の問題などなど,こちらも「セブ 現実」のようなキーワードで検索するとまさにイメージ戦略が描き出すセブとは全く異なる情報がたくさん出てきます。そして,アジアが抱えるこの悲しい現実をどう理解すればいいのか,日本人としてどう立ち向かえばいいのか,といった実体験に基づく情報も日々発信されています。
このように現在セブに関する情報はすでに多くの日本人によって共有されており,わくわく系の情報も現実直視系の情報も結構充実しています。それで観光や留学で短期滞在される方もビジネスで長期滞在される方も事前に必要な情報を収集しやすいところだと思います。ぜひ,セブに来られる機会がありましたら,前もって気になる情報を調べてみてください!
2.私がセブに移住するきっかけとなった旅行
何がきっかけで人生の新しいページが始まるかは人それぞれですが,多くの場合,きっかけとなる出来事や出会いがあるものです。それで多くの尊敬されている人たちがインタビューを受ける時もこの”きっかけ”に関する質問が多くなされます。「いつから始められたんですか」とか「何がきっかけで始められたんですか」といったフレーズですね。おそらく皆さん自身もそのような質問を何度も受けた経験があるのではないでしょうか。
このタイプの質問を受けると自分の人生のターニングポイントについて考えることになるので,質問された側にとっても印象的な記憶を思い出してその時の感動を呼び覚ます効果があります。そして,それは多忙な生活に追われて自分を見失っていた人が自分を取り戻し,もう一度物事に取り組む力を与えるものとなることがあるのです。それで私の人生の転機となったいきさつを読みながらも,ぜひご自分の人生の転機となった素晴らしい出来事や出会いについても思い巡らしていただけると嬉しいです。
<セブ移住のきっかけ>
数年前からオンラインで英会話レッスンをスタートしました。
きっかけは,何気なく知人に「英語学習をする上で何か良い方法ってありますか」と尋ねたことで,その知人が経営しているオンラインの学校を紹介してもらいました。その英会話レッスンの先生たちの出身地,それがセブ島だったのです。もちろんその時はセブに移住することなど考えてもおらず,海外移住のステップの1つとして必要そうな英語を学ぶことが目的だったのですが,当然のこととして,レッスン中にはセブと日本の文化や考え方の違いなどについての会話もあるため,少しずつセブに対する興味が芽生え,いつのまにかいつか訪れてみたい場所の1つに加わるようになっていました。
そんな気持ちでいたある日,別の知人が「先日セブ島に行ってきたよ」とセブに関する情報をシェアしてくださり,さらに別の知人も「幼馴染みが数年前からセブ島に移住しているから紹介してあげるよ」と言ってくださったりと…。
こんな感じで急にセブに関する話を耳にする機会が増えた頃と,友人の一人がちょうど仕事をやめる時期が重なったので,「だったら一緒にセブに行く?」と話が急展開し,今回のセブ旅行の計画はスタートしたのです。
実際,友人と訪れた10日間の旅行は私にとってとても心に残るひとときとなり,日本に戻る頃には真剣にセブへの移住を考え始めていました!自分が願っていたものがここにあると感じたからです!
では,その後どのように移住のための具体的な計画を立てたのでしょうか。続きはパート2で紹介します。
(※2021年3月19日、表現を一部改めました。)
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