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【フィリピン移住コラム】セブでのビザ事情 パート3

リタイアメントビザを管轄するフィリピン退職庁PRAのHP
(画像はPRAのホームページ<https://pra.gov.ph/>より)

こんにちは!

フィリピンのセブ島を拠点に活動しているAkiです。

前回までに海外移住で直面するビザ事情について,新型コロナウィルスがフィリピンのビザに与えた影響と私が取得しているリタイヤメントビザとその取得方法の日本でのプロセスについてお伝えしました。今回は前回の続きとしてリタイヤメントビザ取得のためのフィリピンでの手続きの様子やコロナ禍でのドタバタした更新手続きについてお伝えさせていただきます!

前回までのあらすじ

世界最強ともいわれる日本のパスポートを持っていても2020年3月22日以降,観光ビザでは入国できなくなっているフィリピン。2021年10月現在,配偶者ビザ,就労ビザ,リタイヤメントビザなどの“ちょっとハードル高めのビザ”がないと再入国できない状況となっている。私は図らずも2019年4月の時点でリタイヤメントビザを取得できていたおかげで,今も再入国の可能性を残したままコロナ禍でセブに滞在できているが,そのビザ取得のためのちょっとした苦労話や日本でのプロセスについてお伝えした。

リタイヤメントビザを取得するまでのプロセス‐③フィリピンでの申請手続き‐

ということで,今回はリタイヤメントビザの申請を行ったフィリピンでの丸1日(2019年2月28日)の様子をレポートさせていただきます!手続きの舞台となるのはフィリピンの首都であるマニラの中でも大都会として知られるマカティ。当時はまだ1度もマニラには行ったことがなく,セブとは違い,治安が悪いと聞いていたのでタクシーを乗るのも少し不安がある状況。にもかかわらず,諸事情あって,前日の夜に成田からセブ入りし,当日の朝に飛行機でマニラへ。その後タクシーでPRA(フィリピン退職庁)のオフィスがあるシティバンクタワーへ午前10:00に間に合うように向かい,セブへの戻りの便(20:00マニラ発)までにすべてを終わらせる必要があるという1日の予定。しかも,フィリピンでの申請手続きは担当者次第だったりするので,予定どおり手続きが進むかどうか分からないというそんなドキドキする中でその日はスタートしました!

それでも,大変有難いことに代行サポートTESZARA(テザラ)の現地フィリピン人スタッフが申請書類に必要な写真撮影のサポートに始まり,申請料や年会費の支払いを含む申請書類の提出※1,メディカルチェックと呼ばれる健康診断,健康診断の書類が出来上がるまでの待ち時間(ランチタイム)の間もずっとエスコートしてくださいました。また,人生初の海外でのメディカルチェックの流れなど,次の流れがちょっと気になる時なんかにすぐに確認させてもらえたのは大変心強いサポートでした!

最終的に,こちらができることをすべて終えた後,PRAの担当者が最終チェックをしてくれるのを待つこと1時間,業務終了時間である17:00が近づく。私の前にもう1人順番待ちをしている方がおられたので,あいにく最後の最後で明日に回される可能性が高そうな状況に… 万事休すかなと感じたちょうどその時,ちょっと仲良くなっていた日本好きのPRAの担当者が戻ってきて,「え,まだ終わってないの?」と声をかけてくださった!そして,何と今からすぐに手続きしてあげるということになり,10分ちょっと残業してくださり,17:10頃についに手続き完了!嬉しさのあまり3人で記念撮影(笑)。1日付き添ってくれたテザラの現地スタッフと残業してまで手続きを終わらせてくれたPRAのスタッフに心からの感謝をお伝えし,帰りのフライトにも無事に間に合い,リタイヤメントビザの申請inフィリピンの長い1日を終えることができました!

※1 英文でタイプ入力済みの申請書,申請料1400ドル(約15万7,000円),年会費360ドル/年(約4万400円),パスポート原本,認証済みの無犯罪証明書,写真(5×5cm)12枚
この記事に出てくる換算レートは1ドル112円として計算しています。(2021年10月現在)

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コロナ禍でのリタイヤメントビザの更新レポート

それから約1年,初めてのリタイヤメントビザの更新手続きをした時のことについて次にお伝えいたします。マニラのPRAのオフィスではなく,セブでリタイヤメントビザの更新をする場合,通常,年会費360ドルを指定の銀行に振り込むか,PRAの支店(私の場合はセブ支店)で直接支払うかした上で,同支店で延長の申請する必要があります。ただ,私の場合,その更新のタイミング(2020年3月)でちょうどコロナ禍に突入したため,セブ支店そのものが一時的に閉まってしまいました。私としては更新期限も迫っていたので,ちょっと焦り気味にPRAへすぐにメールで問い合わせたのですが,残念ながら音沙汰なし… 1カ月が過ぎ,2か月が過ぎ… でも,当時ロックダウンで支店自体が閉まっていましたし,PRAに直接メールもしたけど返信なしだったので,おそらくあちらもコロナ対応で忙しいだろうし,もし何か言われても事情は説明できるかなと思ってちょっと長めに待ち続けて3カ月。それでも,何の連絡もなかったので,さすがにと思い,同じメッセージを再送してみたところ,なんと次の日に返事が来ました(笑)。そして,ビザ更新専用のメールアドレスがあるのでそちらに連絡してほしいとのことだったので,すぐにそちらにメールを送ったところ,必要な書類(パスポートや今持っているビザなどの写真)を添付するようにとのこと。それですぐに必要書類を添付して送るものの,またしばらく音沙汰なし… さすがにそろそろと思った頃に確認のメールを送ると今手続き中という連絡は来るものの,その後,また連絡が途絶える感じ… そして,ついに2020年10月,そろそろ配送できそうですとの連絡が来たのですが,私もよくよく考えてみると今届いてもすでに残りの期限がもう半年を切っていることになってしまうので,せっかく届いてもすぐに来年の更新手続きが必要になると思い,追加の1年分を払うので2022年3月までにしてもらえないか交渉。OKだったので,追加の1年分の支払い手続きをすぐに行うものの,その後も連絡しては待つの繰り返し。最終的にビザが届いたのは2021年2月!手続きを始めてから,何と11カ月!(私が追加の1年をお願いしたのも理由の1つですが…) ビザの更新をコロナ禍ですべてオンラインでできるのはとてもありがたいサービスではありますが,同時になかなか大変な手続きであることも学べる貴重な経験となりました!

まとめ

いかがだったでしょうか。

多くのリタイヤメントビザ申請者が代行業者に依頼される気持ちが何となくわかる内容だったのではないでしょうか(笑)。でも,今改めて振り返ってみるとテザラの担当者や現地スタッフの手厚いサポートに支えていただきつつ,自らリタイヤメントビザの申請・更新手続きに携わることができたのは本当にありがたい,その後の海外生活する上で大変役立つ体験となりました!

※このコラムは画像を含め社外コラムニストから提供されたものであり、「Webマガジン ニュース・オブ・アジア」編集部および合同会社アジア・パブリック・インフォメーションが内容の正確性・最新性を保証するものではありません。ただし、画像・文章の一部は編集部にて取得、あるいは加工、修正してある場合があります。また、コラム内で表現されている考えは当社の考えを代表しているものではありません。コラムニストの信頼性もしくは誠実さは十分に確認されておりますが、情報の利用は当サイトご利用者様ご自身の責任でお願いいたします。

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