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【フィリピン移住コラム】セブでのビザ事情-パート2

セブ島移住に使えるフィリピンのリタイアメントビザ(イメージ)

セブでのビザ事情-パート2

こんにちは!

フィリピンのセブ島を拠点に活動しているAkiです。

前回は海外移住する上で誰もが直面するビザについて,セブの状況や新型コロナウィルスがフィリピンのビザに与えた影響などについてお伝えしました。今回は私が現在どのビザでセブに滞在していているのか,またそのビザをどのように取得したのかについてご説明させていただきます!

前回までのあらすじ

新型コロナウィルスが流行するまでは,世界最強ともいわれた日本のパスポートを使って世界の多くの国に気軽に行くことができた日本人。そのパスポートの特徴を活かしてフィリピンにも多くの日本人が観光ビザで入国・滞在していた。ただ,新型コロナウィルスの影響が出始めた2020年3月22日以降,観光ビザでの入国が全くできなくなり,2021年9月現在も配偶者ビザ,就労ビザ,リタイヤメントビザなどの“ちょっとハードル高めのビザ”がないとフィリピンへの入国ができない状況となっている。

私が滞在しているビザの種類は?

ということで,入国のハードルがここまで急に上がるとは誰も予想していなかった2019年4月に私はセブ島に移住しました!そして,図らずも”ちょっとハードル高めのビザ”の1つを移住前に取得できたおかげで,2021年9月現在も再入国の可能性を持ったままセブに滞在することができています。そのビザとはリタイヤメントビザ(退職者ビザ)※1のことです。移住を検討していた2018年当時も,フィリピンのリタイヤメントビザは有名で,世界的に見てもかなり若い35歳以上という年齢で取得できることがネットでもいろいろと紹介されていました。”いつか条件が変更になるかも知れないから取るなら今ですよ”といった謳い文句もあり,普通であればさっと読み流してしまいそうなのですが,なぜかその時は”確かにそうかも!”と納得してしまい(笑),感謝すべきことに他の条件も満たせそうだったので,取得することにしました!その後,2021年5月から本当に取得条件が50歳以上となり,現在の私の年齢では取得不可のビザとなってしまったので,今思えば,あの時リタイヤメントビザを取っておいて本当によかったと思っています!

※1 実はこの答えは連載第2回目の「セブ島移住計画 パート2」という記事の中で紹介していました!

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リタイヤメントビザを取得するまでのプロセス①-代行業者を選ぶ

ということで,移住直前の2019年4月4日に私はリタイヤメントビザを取得できたのですが,ここからはその費用と取得までのプロセスをご紹介させていただきます!まず,通常の代行業者に依頼する場合の費用を簡単に説明させていただくと,絶対に必要な金額が約239万4,000円※2[内訳:預託金(約220万円),フィリピン退職庁(PRA※3)への申請料(約15万4,000円),年会費(約4万円)]それに加えて,通常の代行業者に払う代行料の最安値は約6万6,000円でした。そして,最低でもフィリピンに1カ月程は滞在する必要があるため,その滞在費も同じ業者にお願いするなら,さらに約10万円という見積りとなっていました。いかがでしょうか。やはり世界で格安と言われているフィリピンのリタイヤメントビザでも,さすがにある程度の費用がかかることが分かりますね… それでさらにネットで調査していて見つけたのが“Teszara(テザラ)”という代行業者。この代行業者,なんとフィリピン政府管轄であるPRAの日本で唯一の公認代理企業であるゆえに,代行サポート料(約6万6,000円)が全くかからないとのこと。つまり,絶対必要な金額(約239万4,000円)だけで申請ができるというのだ。その理由はフィリピン政府が“Teszara”に手数料を払ってくれるからとあるではありませんか。ただ,正直ちょっと怪しい話の匂いがしないでもなかったので,念のため電話をかけて確認。でも,担当者はとても誠実で本当に代行料がかからないとのこと。それで,テザラさんを信じて代行サポートをお願いしました!

※2 PRAへの支払いは基本、ドルとなっており,絶対に必要な金額は21,760ドル。内訳として預託金20,000ドル,フィリピン退職庁への申請料1,400ドル,年会費360ドル,通常の代行業者に払う代行料の最安値600ドル,1カ月のフィリピンの滞在費900ドル。この記事に出てくる換算レートは1ドル110円として計算しています(2021年9月現在)

※3 PRAはPhilippine Retirement Authorityの略語です。

リタイヤメントビザを取得するまでのプロセス②-申請前の手続き

申請前の手続きをざっと説明すると,日本で準備しておく必要のあるものが4点,①記入済みの申請用紙(英文),②パスポート原本,③無犯罪証明書(英文),④PRAの認めている銀行に預託金(20,000ドル)を振り込んだレシートです。そして,今回代行サポートをお願いしたテザラさんは代行業者ではないので,書類作成や手続きを本人ができるようメールや電話でサポートしてくださいました。①の申請用紙の部分では,サンプル例に基づいて書類を作成すると英文や書式がふさわしいかチェックしてくださいます。②のパスポートの原本は持っていればOKで,④の預託金の部分は窓口かオンライン銀行で振り込みます。私の場合はソニー銀行のオンラインで行いました。ということで,この3つは①と④に多少手間がかかりますが自宅で完結できます。

残りは③の無犯罪証明書なのですが,これだけは何度か外出する必要があり,ちょっと大変です。少なくとも,警視庁(県警本部)に2回,外務省に2回,フィリピン大使館に1回行く必要があります。例えば,私の場合,管轄が東京都だったため,八王子からはるばる皇居近くの警視庁まで2回,申請と2週間後の交付に合わせて赴く必要がありました。その後,日本語の無犯罪証明書を外務省に持っていき,英訳と日本の公印を押してもらうための申請をします。そして翌日以降にその英文の無犯罪証明書を受け取りに外務省に行き,その後フィリピン大使館に行って認証手続きを行い,返信用レターパックで自宅に郵送してもらい,ようやくPRAに申請する用の英文の無犯罪証明書が手元に届きます。いかがでしょうか。ちょっとだけ手間ですよね(笑) でも,今回はとても親切なテザラの担当者さんのサポートのおかげで,フィリピンでの申請に必要なもの4点すべてを無事に準備することができました!

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ここまでのまとめ

今回はコロナ禍で私が滞在しているビザとそのビザを取得するまでのプロセスについてお伝えしました。いかがだったでしょうか。個人的には”ちょっとハードル高めのビザ”にはさすがにそれなりの費用や手間がかかることが,サポートをしてもらうなら行えるということを学ばせていただく機会となりました! 次回はこのシリーズのパート3として,リタイヤメントビザ取得のためのフィリピンでの手続きやコロナ禍での更新手続きについてお伝えさせていただきたいと思います!

(2021年10月1日、一部内容を修正しました。)

※このコラムは画像を含め社外コラムニストから提供されたものであり、「Webマガジン ニュース・オブ・アジア」編集部および合同会社アジア・パブリック・インフォメーションが内容の正確性・最新性を保証するものではありません。ただし、画像・文章の一部は編集部にて取得、あるいは加工、修正してある場合があります。また、コラム内で表現されている考えは当社の考えを代表しているものではありません。コラムニストの信頼性もしくは誠実さは十分に確認されておりますが、情報の利用は当サイトご利用者様ご自身の責任でお願いいたします。

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