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【中国コラム】中国で運転免許証を取得(切り替え)してみた

中国で運転免許証を取得(切り替え)してみた

中国大陸はジュネーブ条約に加盟していないので、国際運転免許証では運転することができません。

中国で車を運転したいのなら、中国大陸独自の運転免許証を取得する必要があります。

コロナ禍で公共交通機関を利用できなくなる可能性が出てきた場合、車を運転できた方が何かと便利だということで、今回上海で免許を取得(日本の免許証から中国に切り替え)することにしました。

ということで、今回と次回の2回にわたって日本の運転免許証を中国の運転免許証に切り替える方法についてまとめていきますね。

切り替え手続きができる条件

2021年7月現在、上海での中国の運転免許に切り替えるために必要な条件は以下の通りです。

ちなみに中国は政策がよく変わります。また各都市によって若干の違いがある場合があるのであくまでも参考としてくださいね。

1・日本の三ヶ月以上有効期間がある運転免許証を取得していて手元にある。

2・中国の三ヶ月以上滞在可能なビザもしくは居留許可証を取得している。

3・臨時居住証(境外人员临时居住登记表)を取得している。

ビザについては、旅行ビザでも取得できる都市もあるようです。

免許取得までの流れ

2021年9月現在での免許取得までの流れは以下の通りです。

都市や状況によって様子も変わりますので、参考までにされてくださいね。

1・筆記テスト勉強を始める

2・日本の免許証の翻訳公証を準備する

3・資料を全部用意してから公安に出向き試験の予約手続き

(コロナ以降当日予約が可能になりました。)

4・写真撮影・健康診断+筆記試験

5・免許証発行手続き+受取

(その場で手続き発行されます。)

中国の運転免許証取得等手続きの必要書類についての掲示ポスター
(必要書類の説明ポスター)

手続きで必要な書類

必要な書類は全部で5点です。

・日本の運転免許証原本+翻訳公証

・パスポート原本+ビザもしくは居留許可証原本

・臨時居住証

翻訳公証の発行手続き

翻訳公証は以下の指定された翻訳会社2社が発行したもののみ受け付けてくれます。

1・上海上外翻译总公司

住所;虹口区赤峰路573号

電話;02165362032

2・上海市外事翻译工作者协会

住所;静安区北京西路1277号1607室

電話;02163218568/02163239910

運転免許切り替え用の中国語への翻訳を行ってくれる会社
(翻訳会社入り口)

私は1番目の上海市外事翻译工作者协会に行って翻訳書類を取得してきました。

最寄りの駅は地下鉄2号線静安寺駅で、駅から歩いて約10分ほどで着きます。

翻訳料は50元でwechat、アリペイ決済が可能です。

窓口で免許証を提出して支払いをして待つこと5分ほどですぐに出来上がりました。

静安寺駅周辺はおしゃれな小さなカフェがたくさんあります。

立ち寄ってみるのもいいですね。

臨時居住証の入手方法

臨時居住証は、外国人受け入れ可能なホテルの中でも一部のホテルで当日発行してくれます。

ホテルによってはすぐに発行手続きをしないところもあります。

そうすると厄介なことになりますので

もし上海に居住されていない方でホテルに泊まる必要がある場合は、予約をとる際に当日に臨時居住証を発行してくれるか確認をしておくと良いですよ。

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筆記テストについて

筆記テストは全部で100問あります。1問一点で100点満点中90点が合格ラインとなります。

パソコンでの選択式問題で筆記する必要はありません。

日本語や英語版の問題を選ぶことができます。

以前の翻訳では意味が分かりにくかったようですが、訳が更新されたそうで私が今回受けたときにはほぼ間違いなく正確に訳されていました。

日本語版を受けて問題ないと思います。

もちろん中国語が得意な方は中国語で受けても大丈夫です。

模擬問題集は、「驾校一点通」という公式サイトにあります。(中国語のみ)

模擬問題は全部で1325問あって、そこからそっくりそのままの問題が試験に出されます。

日本語版は百度で「机动车驾驶 考试题库。日语版」と検索すと検索すると出てきます。

筆記試験対策アプリ

iPhone、Android共に有料で試験対策アプリがあります。

私の場合は、iPhone版を購入しました。どのアプリも70元前後と決して安くはありませんが、ネットの問題集を眺めて覚えるよりは間違い問題対策しやすかったり、何度もランダムに選んだ100問で模擬テストを受けれたりとしっかりと対策できたので元は取れたと思います。

試験の傾向

内容的には、日本の道路交通常識や標識、車の内部の構造に通じていれば60点は確実です。

罰金や点数のルールは日本とは違いますが複雑ではありません。

左走行なので信号のルールが日本と少し違ったり、手信号問題があったりします。

ひっかけ問題はあまりない印象でした。

あくまでも個人的な感覚ですが、日本の免許を持っておられるなら、一、二日勉強したら90点は取れるのではないかと感じました。

まとめ

今回はまずテスト前に準備しておくものを紹介しました。

必要な書類を代行会社に頼んで入手するという方法もあるようですが、書類はどれも簡単に手に入りますので時間や体力が十分ある方はご自分で手続きに行けますよ。

次回は、筆記試験当日の様子をレポートしますので、これから免許を取得したいという方は是非参考にされてくださいね。

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