Webマガジン ニュース・オブ・アジア

【中国コラム】中国のネットショッピング

記事公開日: 2021年3月20日

中国のネットショッピング

中国でのネット市場は毎年発展が著しく、今ではネットで買えないものはないと言われています。

そんなネットショッピングはどのように利用されているか紹介していきたいと思います。

最大手ネットショッピングサイト「陶宝(タオバオ)」

中国の最大手ネットショッピングサイトは「タオバオ」と言うアリババ系列のネットショッピングモールです。

2003年に創立され、2005年にはアジア最大のネットショッピングアプリに成長しました。

個人店でも気軽に出店することができるので「タオバオは万能」という言い回しがあるほど、何でもそろっています。

日用品はもちろん電化製品、ブランド品、食品などとにかくどんなものでもあります。

日本の商品も有名どころであれば何でも購入することができます。

ご当地物なども売っていて、例えば内モンゴルの羊肉とか、海南のココナッツなどを現地に出かけなくても気軽に購入できます。

難点は、模造品も多く出回っていること。。

素人目ではなかなか見分けがつかないほど上手にまねているものも多いのですぐに判断がつかないことがあります。

高くても正規品を購入したい人も増えてきていて、そういう場合は他の信頼性の高いアプリを使うなど現地の人たちは用途に合わせて使い分けています。

模造品の見分け方

一番安心できるのは、官方(グアンファン)と表示された公式公認のお店で買うことです。

それ以外でのお店で正規品とうたっていても、残念な結果になることもあります。

あとは评价(ピンジャー)や问大家(ウェンダージァー)と言ったレビューを参考にするのも一つの方法です。

あとは、価格。

やはり模造品は安めに設定されていることがほとんどです。

私は、中国外のブランドやメーカー品の場合、日本で購入するより安いものは疑うことにしています。

中には中国産の海外ブランドを工場直送や直接仕入れている関係で価格が抑えられている場合もあります。

ほかにも、在庫処分など低価格にも正当な理由があることがあるので、そのあたりはレビューやその店舗がほかに取り扱っている商品を見比べてみるのも役に立ちますよ。

中国の宅配荷物受け取りBOX
(中国の宅配荷物受け取りBOX)

天猫(ティエンマオ)

タオバオ系列のネットショッピングサイトで、出店できる条件が大手商店のみなどタオバオよりも信用度が高いサイトになり商品の偽物の確率はかなり減ります。

タオバオからもリンクされているので、タオバオで買い物をしているといつの間にか天猫で買い物をしていたということもあります。

京東(ジンドン)

北京に本社を持つ電化製品をメインに売る会社が運営するショッピングサイトです。

検閲が厳しいので偽物はほぼなく、信用度を売りにしているサイトになります。

実店舗よりも正規品を安く購入できることが多いので人気があります。

唯品会(ウェイピンホィ)

ブランド物を中心に特売品を販売している会社が運営するアプリです。

広州市で2011年に設立された会社が運営するサイトで、100%正規品のみの取り扱いをうたっています。

実店舗も展開しているので、実際に手に取ってみてみることも可能です。

拼多多(ピンドゥオドゥオ)

共同購入、中国語では拼购(ピンゴウ)できる商品を取り扱っているアプリです。

何人かと一緒に購入することで割安になります。

扱う商品はタオバオの商品と似ていて、比較的もともと格安なものが多いです。

闲鱼(シエンユー)

2016年からアリババ系列の傘下に入ったリサイクル専門のショッピングアプリになります。

メルカリとシステムが近いアプリで、個人が気軽に商品を出品することができます。

購入希望者が出品者と個人的に商品の状態などを聞いたりとコミュニケーションをとりながら購入するかどうか決めることができます。

その他

他にも輸入商品に特化したものなど、いろいろなショッピングアプリがあります。

自分の用途に合わせて利用することができるので大変便利ですよ。

商品の発送方法

配送先にもよりますが大中都市の場合は、大抵2、3日で商品が届きます。

発送先が近隣の場合は翌日には届きます。

郵送料は各アプリ、店舗によって異なります。

郵送料を無料に設定しているところが多く、何元以上購入の場合は無料といった制限付きサービスにしているところもあります。

商品の受け取り方

集合住宅内や近隣の小売店が受け取り場所になっていて荷物を預かってくれます。

場所によっては集合住宅や会社内に受け取りBOXが設置されていて配達の人がBOXに荷物を入れると通知が来るようになっていることもあります。

一定の条件や運送会社によっては、家まで直接届けてくれることもあります。

その際には必ず電話をくれますので、不在の場合は近隣の荷物預かり場所においてもらうこともできます。

中国の、マンション内にある宅配荷物受け取り所
(中国の、マンション内にある宅配荷物受け取り所)

まとめ

中国では電子マネーなどの発展がすさまじくそれに伴って、ネットショッピング界も年々規模が拡大されますます便利になっています。

今回は触れませんでしたが、生鮮食品なども実際の店舗よりもお値打ちで気軽に購入することができるので、ネットショッピングは大半の人の生活の一部になっています。

日本でもタオバオの商品を一部購入できるので興味のある方は覗いてみるのも面白いですね。

※このコラムは画像を含め社外コラムニストから提供されたものであり、「Webマガジン ニュース・オブ・アジア」編集部および合同会社アジア・パブリック・インフォメーションが内容の正確性・最新性を保証するものではありません。ただし、画像は一部編集部にて加工・修正してある場合があります。また、コラム内で表現されている考えは当社の考えを代表しているものではありません。コラムニストの信頼性もしくは誠実さは十分に確認されておりますが、情報の利用は当サイトご利用者様ご自身の責任でお願いいたします。

編集部によるPick Up!
  • カトマンズで鳥インフル発生 3000羽以上を殺処分 (2021年2月2日公開)
  • 【コラム】文化や需要に合わせ進歩してゆくインド家電(2020年11月8日公開)
  • ヒマラヤ山脈はコロナ過でも観光客を楽しませていた(2020年10月30日公開)
  • ネパールの大気汚染が過去最悪レベルに (2021年1月16日公開)
  • 雨期のネパール、地滑り頻発のポカラ—カトマンズルートを行く(2020年9月8日公開)

PR