
最近中国でも流行っている戸外テント
最近日本ではキャンプがとても流行っているようですね。
ここ中国でもここ何年か、コロナが始まってから特にテントを張って遊ぶ人が増えてきました。
10月の長期休暇にはキャンプを楽しむ人で賑わっていましたよ。
こちらで流行っているキャンプスタイルやグッズなどを紹介しますね。
流行りのキャンプスタイル
気軽に公園などで日中にテントを張って2、3時間ランチやディナー、ティータイムを楽しむスタイルが流行っているようです。
バーベキューをしたり、お弁当を持って出かけたりとスタイルは様々です。
ピクニックやバーベキューにテントを持っていくイメージですね。
本格的になるとキャンプ場などに出かけてテントで寝泊まりして楽しみます。
特に若者の間ではグランピング(轻奢露营)と呼ばれる少しリッチなキャンプが流行っているようです。
西洋の方式を取り入れているので、基本的には日本でやるようなキャンプと同じスタイルです。
流行りのきっかけ
中国には一般の人たちが動画や画像を投稿できる「小红书(シャオホンシュー)」というアプリがあり、最近はそのアプリで検索して情報を得るのが一般化し始めています。
ダンスやおもしろ動画の投稿サイトTiktokとはまた違い、「小红书」は情報共有という位置づけにあるようです。日本のインスタグラムに近い立ち位置かもしれません。
その「小红书」でキャンプの動画がバズったのが流行りの始まりのようです。
いまでは「小红书」でキャンプ関連の動画が次々とアップされています。

キャンプグッズの中国名
ネットショッピング大国なので、欲しいものはどこに住んでいてもなんでも手に入るのが中国生活のメリット。
キャンプグッズも基本的に全てネットで揃えることができます。
キャンプ用語やグッズの中国名を紹介していきますね。
- キャンプ=露营(ルーイン)
- アウトドア=野营(イエイン)
- ピクニック=野餐(イエツァン)
- キャンプ料理=野炊(イエチュイ)
- テント=帐篷(ジャンポン)
- サンシェード=天幕帐篷(ティエンムージャンポン)
- シート=垫子(ディエンズ)
- 折り畳みチェア=折叠椅(ジャーディエイー)
- ハンモック=吊床(ディアオチュアン)
- バーベキューコンロ=烤炉(カオルー)
- 木炭=木炭(ムータン)
- カセットコンロ=卡式炉(カーシールー)
- サバイバルナイフ=瑞士军刀(ルイシージュンダオ)
- 寝袋=睡袋(シュイダイ)
- ランタン=营地灯(インディーダン)
キャンプに出かけよう
道具が揃ったら早速キャンプに出かけましょう。
中国内には2021年現在1200か所以上キャンプ場があるようです。
その中でも中国の検索サイト「百度(バイドゥー)」で紹介されていたおすすめ4箇所を簡単に紹介しますね。
ちなみに日本語でグーグルで検索することを「ググる」と言うような感じで、百度で検索することを「百度一下(バイドゥイーシャー)」と言います。
1・安徽黄山
安徽省にある中国の名山です。
登山の名所としても人気のある観光地で、雲海や日の出が見られる最高のスポットです。
2・大兴安岭
内モンゴル自治区の東北地方にある国内面積最大規模の原始森林がある自然豊かなスポットです。
3・湖北省武当山
日の出スポットとして人気です。
4・北京海坨山
北京で2番目に高い山です。北京では稀な雲海もみることができます。
国慶節の時期はキャンプ日和
10月1日から中国では年に二度の長期休暇が始まります。
2021年は8連休でした。
大きな公園や川辺では所せましとテントを張ってピクニックを楽しんでいる人たちでにぎわっていましたよ。
わたしたちもワクチンを二回打った友達たちと集まって、ピクニックやバーベキューを楽しみました。
ちなみにこちらで持ち寄りピクニックをするというと、地方性もあるのかもしれませんが、鸭头(アヒルの頭)や鸭脖(アヒルの首)鸡爪(鶏の手)を甘辛く煮たものを袋に入れて持って来ます。
最初は食べれなかったのですが、鶏の手は最近食べれるようになりました。コラーゲンたっぷりで結構美味しんですよ。
まだアヒルの頭には手を出せれていません。お肉がしっかりあって脳みそは特に美味しいそうです。

そしてBBQというと必ずと言っていいほど、クミンをたっぷりかけたマトンを焼きます。
さらに日本にないものでこちらの定番というと、茄子焼きです。
茄子を両開きにしてニンニクのすりおろしをたっぷり乗せて焼くだけなのですが、とろとろに焼けてとっても美味しんです。
日本でもできますのでぜひ試して見てくださいね。
まとめ
コロナの影響で屋外での遊びが流行っているようですね。
キャンプの前はピクニックが流行っていてすぐ廃れてしまったので、今回のキャンプもいつまで流行が続くかはわかりませんが、健全な遊びなので流行ったおかげで色々グッズが充実してきたのは個人的に嬉しいです(^^)
日本でもタオバオで中国のものを直接購入できますので、安いグッズを探して見るのもいいかもしれませんよ。
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